母の見舞いのついでに宮地嶽神社に参拝した。ときは7月6日、例の七夕の前日である。
ちかごろはどこの神社仏閣もアドバイザーの助言を得ているのだろう、七夕飾りや風鈴などで飾り立てられている。
御手洗からして宝石のようなガラス玉を並べ、花が飾られている。
七夕は、中国神話に登場する牽牛と織女の逢瀬を祝う中国の祭りが起源ではある。しかしかたいことは言いっこなし。そこは日本神話であるから八百万の神々のなかに含まれているのであろう。みな熱心に願い事を書いていた。
社殿の左奥に宮地岳が鎮座する。緑が青空に映えて美しい。北部九州の神社であるから、やはり神功皇后ゆかりである。皇后が渡韓に際しこの頂で祈願し船出したのがはじまりと伝わる。
奥宮には風鈴のトンネル。もう17時なのであるが、まだ明るい。子どもたちがはしゃいでいる。風鈴もこれだけ集めれば、ワクワク感が半端ない。文月や、六日も常の夕には似ず。
光の道。嵐のCM以来、ここは光の道のある神社として紹介され、知られるようになった。年に2度、この石段から向こうの玄界灘までまっすぐにのびる延長線上に夕陽が沈むのが神秘的で美しい。残念ながら、きょうは光の道よりやや東側に夕陽が沈みそうである。
0 件のコメント:
コメントを投稿