間宮岳からお鉢平をのぞむ。お鉢平は3万年前の爆発的噴火により生じたカルデラである。地中のものが爆発的に噴出した結果、山の中央が沈降してできた。直径2キロメートル、じつに雄大な絶景である。
このお鉢のふちに沿って外輪山が連なっている。時計まわりに、中岳、北鎮岳、凌雲岳、桂月岳(島村桂月の桂月)、黒岳である。
https://www.google.com/maps/place/%E5%A4%A7%E9%9B%AA%E5%B1%B1/@43.6798686,142.880764,2281m/data=!3m1!1e3!4m6!3m5!1s0x5f0d2919b0d066f3:0x60a5eafec33c7b38!8m2!3d43.6850658!4d142.8063076!16zL20vMGI3ejh4!5m1!1e4?entry=ttu&g_ep=EgoyMDI1MDcwOS4wIKXMDSoASAFQAw%3D%3D
反時計まわりに、松田岳、北海岳、黒岳である。きょうは反時計まわりに進む。
お鉢平のなかにはいまなお有毒ガスを噴出する噴出口がある。
お鉢のふちは強風のため、ほぼ火山性の砂礫地である。そんなところであるが、ときおり高山植物ががんばって花を咲かせている。これはミヤマダイコンソウ。
タカネスミレ。
南に白雲岳がみえている。
お鉢をめぐるうち、お鉢平や対岸の北鎮岳のたたずまいも変化する。残念ながら山頂部はガスがかかっている。
行きかう人はすくない。3組ほど。インバウンド勢のほうが多い。
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