2025年7月16日水曜日

大雪山~トムラウシ山縦走(5)北海岳から白雲岳避難小屋へ

 

 大雪山のお鉢のふちを反時計まわりにまわって北海岳まできた。ここからコースは南に折れて白雲岳方面へ向かう。

https://www.google.com/maps/place/%E5%A4%A7%E9%9B%AA%E5%B1%B1/@43.6677933,142.8734093,14.5z/data=!4m6!3m5!1s0x5f0d2919b0d066f3:0x60a5eafec33c7b38!8m2!3d43.6850658!4d142.8063076!16zL20vMGI3ejh4!5m1!1e4?entry=ttu&g_ep=EgoyMDI1MDcwOS4wIKXMDSoASAFQAw%3D%3D

 広大な高原が広がる。右手に見えているの(ツーピークス)が白雲岳である。左手(なだらかな山)は小泉岳。小泉岳のやや右手に白雲岳分岐という両岳の稜線をつなぐ乗越(峠)がある。

 晴れていれば道は明らか。しかし一番最初に縦走をめざしたときは、残雪が広く残り、かつ、ガスがかかっていたため迷った。大阪から来たというおじさんとともに。おじさんは3回目であったが、積雪やガスといった状況が違っていたのでやはり分からなくなっていた。


 白雲岳分岐までの道は強風のため、基本的には荒れ地であるが、ところどころに花畑が広がっている。

 キバナシャクナゲ。


 エゾオヤマノエンドウ。


 アカモノ。


 イワウメ。


 東に後旭と旭岳(右)。旭岳のむこうがわから歩いてきた。はるかに遠くきたもんだ。


 エゾコザクラ。


 キバナシャクナゲの群落。


 イワウメの花畑。


 なんでしょう?


 エゾノハクサンイチゲ。


 白雲岳分岐(峠)を乗越した。眼前に大雪山系南部の絶景がひろがった。高根ヶ原、忠別岳、化雲岳が呼んでいる。


 白雲岳(右方)山麓の雪渓をトラバースしていく。ようやく白雲岳避難小屋がみえてきた。あとすこしだ。


 チングルマ。


 手前はエゾノツガザクラ。奥はチングルマ。


 エゾノリュウキンカ。六花亭の包み紙のとおり。

 避難小屋の手前は白雲岳の雪渓からの雪解け水が豊富に流れており、水辺の好きなリュウキンカのお花畑になっている。一昨年はエゾシカの兄弟がいたが、ことしは見当たらない。


 ようやく白雲岳避難小屋に到着。きょうはここで宿泊だ。最後の登り。ふう。

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