2025年7月14日月曜日

大雪山~トムラウシ山縦走(3)旭岳から間宮岳へ


 旭岳の山頂から8割くらいの人はもときた道を旭岳温泉方面へ引き返す。残りの2割ほどの人がさらに先、東へ向かって縦走を開始する。そのうち7割くらいは東にある黒岳、3割くらは白雲岳避難小屋方面へ向かうのではなかろうか。

 いずれにせよ、せっかくの大雪山である。旭岳登頂だけではもったいない。縦走してこそ、その大きさを実感できるというものだ。
 https://www.google.com/maps/place/%E5%A4%A7%E9%9B%AA%E5%B1%B1/@43.6664108,142.8560819,3144m/data=!3m1!1e3!4m6!3m5!1s0x5f0d2919b0d066f3:0x60a5eafec33c7b38!8m2!3d43.6850658!4d142.8063076!16zL20vMGI3ejh4!5m1!1e4?entry=ttu&g_ep=EgoyMDI1MDcwOS4wIKXMDSoASAFQAw%3D%3D


 まずは旭岳をくだる。裏旭方面には大きな雪渓が待っている。雪渓をくだりきったところが野営指定地。その右手は後旭岳、左手は熊ヶ岳の稜線であり、その奥に間宮岳、さらに白雲岳である。

 ことしの雪渓はすくないようだ。例年、アイゼンを装着するのだが、ことしは雪もゆるんでいて壺足で雪渓をくだることができた。


 雪渓をくだると、熊ヶ岳の斜面はお花畑になっている。キバナシャクナゲ。


 イワウメ。これでも木である。強風が吹きすさぶため、地をはう高山植物が優勢である。


 熊ヶ岳の斜面を巻いて登る。後旭岳の東斜面の向こうに、あしたむかう予定の高根ヶ原、忠別岳、化雲岳がみえる。残念ながらトムラウシ山は雲にかくれているようだ。


 間宮岳(2185m)。樺太を探検した間宮林蔵の間宮である。間宮の業績は尖っていたかもしれないが、間宮岳はピークをさがすのに苦労するほどまったいらである。

 黒岳から旭岳へ向かうツアーグループだろうか、10人以上の人が列をなして西へ向かう。

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