白雲岳避難小屋から数十メートルくだったところに幕営地がある。きょうも20張りほど、いろとりどりのテントが張られている。
それはテント泊のほうが自然との距離がだんぜん近い。しかしテントをここまで運んでくる体力が必要である。悪天候でもガマンできることと。さいきんではヒグマ徘徊の恐怖に耐える克己心も必要である。
小屋周りは、高山植物が咲いている。雪渓が溶けたところが春で、あわせて夏がやってくる。高山で多様な高山植物が咲く理由だ。
おや、エゾウサギだ。高山植物をしきりに食べている。しばらくして見物人が増えてきたのを嫌気したのか、ハイマツのなかに逃げ込んでいった。
幕営地の背後は白雲岳と水場のもととなる雪渓である。本避難小屋と幕営地はこの豊かな雪渓の雪解け水をあてにして設置されている。
2,3年前から、ここらあたりまでヒグマが徘徊するようになった。昨年も雪渓の上部を徘徊していた。パンダのようなやつだ。ことしはこの時点ではまだだったが、SNSによると7月6日ころ現れたようだ。ニュースでも頻回にクマの被害が報道されるようになった。気をつけなければ。
小屋周りは、高山植物が咲いている。雪渓が溶けたところが春で、あわせて夏がやってくる。高山で多様な高山植物が咲く理由だ。
エゾハクサンイチゲ。
エゾノリュウキンカ。水場の雪解け水は手を切られるように冷たい。この花はこのような清冽な水が好きなのだなぁ。
キバナシオガマ。
ホソバウルップソウ。ウルップ島で最初に発見されたのだろう。
おや、エゾウサギだ。高山植物をしきりに食べている。しばらくして見物人が増えてきたのを嫌気したのか、ハイマツのなかに逃げ込んでいった。
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