翌日は大遍歴。小樽から富良野・美瑛、そこから旭川、そして札幌までのバス移動。小樽から富良野まで150km2:30、富良野から旭川まで55km1:20、旭川から札幌まで145km2:00、あわせて350km5:50。
北海道の西~中部に大きな三角形を描く旅だ。晴れていたので、広大な北海道らしさを満喫できた。
セブンスターの木から北側にはこのような並木が。カシワの木もよいが、こちらのリズミカルな風景も美しい。若者たちもそう感じているのだろう。こちらのほうに集まっていた。
まずは小樽から東へ富良野をめざす。岩見沢・三笠を経て夕張山地を越えていく。三笠のあたりはアンモナイトの化石がとれるらしい。団体行動であるから、個人的な興味でバスを停めるわけにはいかない。かわりに山中、はじまっていた紅葉で心を癒やす。
https://www.google.com/maps/place/%E5%8C%97%E6%B5%B7%E9%81%93/@43.4170495,141.5235561,9.75z/data=!4m6!3m5!1s0x5f9f59209f6c888b:0x1c3cc3564fce038f!8m2!3d43.2203266!4d142.8634737!16zL20vMGZ4cms!5m1!1e4?entry=ttu&g_ep=EgoyMDI0MTEyNC4xIKXMDSoASAFQAw%3D%3D
夕張山地を抜けると富良野の広大な景色がひろがった。フラワーランドかみふらの。広大な景色のなか、植えられた花が美しい。
コキア。別名ハハキギ(帚木)のほうを思い浮かべてしまうのは「光る君へ」イヤーのなせるわざか。
花の背景をなしていたのは十勝連峰。中央やや右手が十勝岳(百名山)。左端の王冠の形の山はトムラウシ山(百名山)。右端は富良野岳(二百名山)である。なお「北の国から」の舞台はそのさらに右あたり。
この景色のなかで、十勝岳とトムラウシ山に登ったというと、メンバーから賛嘆とも呆れたともとれる声がもれた。団体行動でなければ、旅行をきりあげて山に登っていたところだ。
十勝岳は活火山であり、白い噴煙をあげている。富良野の名は、アイヌ語の「フラヌイ」(臭・もつ・ところ)に由来する。富良野川が水源となる十勝岳の硫黄の臭気を含むことから。
こんかいの旅では、十勝連峰を(西から)望むこの景色に一番感動した。というのもこの夏、大雪山からトムラウシ山まで縦走し、北からこの十勝連峰を望んでいたから。
トムラウシ山から十勝連峰を望む。中央が十勝岳。上記写真を撮影した場所は、その向こう側だ。一年のうちに、十勝連峰を北と西から望むことができた。その感慨といったらない。
つづいて美瑛。日本で最も美しい村のひとつ。なだらかな丘陵風景が美しい。残念ながら季節ちがい。
写真はポプラの家族。広大な景色のなかにすっくと直立する姿が美しい。
ケンとメリーの木。スカイラインのCMに登場したことから命名された。といっても全16のCMがあり、後のほうである。
CMソング「愛と風のように」は懐かしい。怪鳥会のテーマ曲になっている。それはこの歌詞ゆえ。
♪今が通りすぎていくまえに 道のむこうへ出かけよう
だが古い話ゆえ、事務所のメンバーは誰も知らないのだった。
セブンスターの木。タバコのセブンスターのパッケージに採用されたことから。これまたそのようなことを知るメンバーはいない。
カシワの木である。やや色づいている。だが冬でも葉は落ちない。そのことから神宿る縁起木である。
子どもの日に食べるカシワ餅につかわれるのも、そのいわれから「子孫繁栄」の縁起をかついで。
この木の葉で包んだカシワ餅はおいしくパワーをもらえそうだ。広大な北海道の大地に枝を広げる姿が力づよい。
セブンスターの木から北側にはこのような並木が。カシワの木もよいが、こちらのリズミカルな風景も美しい。若者たちもそう感じているのだろう。こちらのほうに集まっていた。
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