旭岳山頂付近にはジムカデ。風雪がつよく環境が厳しいので、このような地をはうような高山植物しか生育できない。
旭岳からガレた斜面を東へ下ると大きな雪渓があらわれる。軽アイゼンが必要なのだが、久しぶりの使用だったため、ゴムバンドが劣化してちぎれて使えない。やむなくつぼ足で慎重にくだる。例年になく雪がすくないため、それほどの高度感を感じずにくだることができた。右手の山は後旭岳、2216m。
雪渓をくだりきると、裏旭のキャンプ指定地。左手(東北側)に熊ガ岳、2108m。ようやくガスが晴れてきた。
熊ガ岳の南斜面は一面のお花畑である。先行していたご夫婦に追いついた。彼らは花を愛でながらのんびりと散策を楽しまれていた。
ミネズオウ
イワウメ
コケモモ
ハクサンシャクナゲ
熊ガ岳の南斜面をゆるゆると登る。
右手の山々のガスもとれ、きょう向かう白雲岳も姿をあらわした。
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