(八方尾根から,右は五竜岳,左奥が鹿島槍ヶ岳)
焼岳を下山してから,唐松岳を目指し,新島々,松本を経て,白馬へ。白馬駅から八方ゴンドラリフト駅へ。
チケットを買うのに,登山届を要求されました。装備欄の記載がないとして再度書き直し,きびしい。
ゴンドラとリフトを乗り継いで,八方池山荘へ。途中はスキー場なので,スキーヤーがいっぱい。
八方池山荘は,水道工事中のため,営業していないとのアナウンス。
あれ?予約したのになぁ。
トイレも使えないので,途中で用をたしていくようにとまで。あれれ,どうなるものやら。
はらはらしながら山荘につくと,それほど不自由なく使えました。なあんだ。
部屋は4人の相部屋。名古屋の1人,東京の2人と。名古屋の1人はぼくとおなじく明日登山予定。東京の2人は今日登ってきたとか。東京の2人は75歳と77歳。ですが,20キロはありそうなザックをかついで元気。さすがに白馬の温泉宿をさがす(連休中です)元気はなく,ここで一泊。77歳のおじさんからは,夏冬の山の情報をいろいろ教えてもらいました。
きょうもまた夕食まで時間があったので,偵察にでかけました。八方尾根はゴジラの背中のような長大な尾根。過去にいくつかの悲しい遭難を経験し,要所要所に立派なケルンがあります。八方山ケルンを経て,八方ケルンまでは残雪はあるもののアイゼンをつかわずに登れそうでした。そこから先は大きな雪原がつづいていたため,偵察はそこまで。
後ろ立山の稜線が登る方向に障壁をなしていて,登山意欲をかきたてられました。尾根の左手(南側)は,昨夏,いつものグループで登った五竜岳。そして,その奥はさらにその前に登った鹿島槍ヶ岳が荒々しい山肌に雪をまとって聳えていました。
尾根の右手(北側)は,白馬三山。手前から白馬鑓,杓子,白馬。正面は唐松岳と不帰の𡸴が見えています。
よし明日はがんばろう! (つづく)