2011年4月11日月曜日

 花まつり


 花祭り、別名、灌仏会
 戒壇院にて。

 4月8日は花祭りについて書くつもりが
 うっかり馬の足形について書いてしまいました。

 それで3日遅れの花祭り
 これこそ、祭りのあとか、後の祭りか。
 
 様々な草花で飾った花御堂
 甘茶をみたした灌仏桶のなかにたつ誕生仏

 花祭りの由来となった花御堂は
 釈迦が生まれたルンピニ園の花園をあらわしています。

 生まれた直後に周囲を見わたし七歩あるいて、右手を天に指し
 左手を大地に向けて「天上天下唯我独尊」と言ったときの像。

 信長ばりの強烈な自我、自己主張
 釈迦の逸話としてはかなり特殊な部類でしょう。

 そのとき産湯として9竜が天から下って、甘い露を潅いだとか
 ここから誕生仏に黄褐色で甘みがある甘茶を潅ぐことに。

 甘茶は、ふつうのお茶に砂糖を入れたものではなく
 ユキノシタ科の落葉低木ガクアジサイの変種が本来。

 生薬として日本薬局方にも収載されており
 アレルギーや歯周病に効果あり。
 

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