アセビ(馬酔木)
変わった名前ですが
有毒成分を含み馬が食べると酔って足がなえることから。
やっぱり、きれいな花だからといって
うかつに食べると、危ないんですねぇ(馬のはなし)。
花言葉は「犠牲」「二人で旅をしよう」「清純な心」
九重山にはアセビの群落がたくさん見られます。
二人で山にのぼろう!ということでしょうか?ただし清純な心で。
「万葉の時代から日本人に愛されてきた」とか
ほんとうでしょうか?
たしかに、万葉集には詠まれています。
わが背子に わが恋ふらくは 奥山の
あしびの花の 今盛りなり
詠み人知らず
また俳人・水原秋桜子らが大正7年に「馬酔木」を創刊しているので
大正~現代の日本人が愛してきたとの証拠もありそう。
では、その間の平安~明治の日本人も
アセビを愛してきたのでしょうか?
そんな証拠があるかどうか知りません。
でも民法にはこんな規定があります。
前後の時点において占有した証拠があるときは
占有は、その間継続したものと推定する(186条2項)。
この規定を本件に類推適用できれば、万葉の時代~現代の日本人が
ずっとアセビを愛してきたといえるかもしれません。
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