「デフリンピックを知っていますか?」
「申しわけありません。知りませんでした。」
デフリンピックとは、聴覚障がい者のための世界規模のスポーツ競技大会。デフとは聴覚障がい者という意味で、オリンピックとおなじく4年に1度開催されている。
ことしは日本で開催され、東京2025大会である。11月15日~11月26日の12日間の予定である。
オリンピックやパラリンピックにくらべ知名度が低く40%弱なのだそう。太宰府ロータリークラブでは、大会の機運をたかめ、(福岡県勢を中心に)選手たちを応援するための活動をしている。
以前パラリンピックで視覚障がい者マラソンのメダリスト道下選手を応援したことがあり、こんかいはデフリンピックの応援に取り組もうというのである。
先日はバトミントン選手の矢ヶ部さん(筑紫地区在)にクラブで卓話をしていただいた。全部、通訳をつうじた手話である。こちらも拍手ではなく、(あらかじめご指導を受けた)手話でお応えした。
かつて福祉のほうのご依頼で、聴覚障がい者向けに法律講座をおこなったことがある。手話通訳をしていただくのだが、「財産」も、「不動産」も、「遺産」もみなおなじしぐさのようだった。われわれがおこなっているコミュニケーションのうち、相当部分のニュアンスが脱落してしまうだろうと感じられた。
それを補うためだろう、パワーポイントも用意されていた。アスリート活動をしながら、このような啓発活動とその準備をされるのはたいへんなことだろうなとお察しした(オリンピックなどにくらべてスケジュールが密で、体調管理が重要なのだそうだ。)。
9月20日13:00~16:00クローバープラザ(春日市原町3-1-7)で、選手たちの応援会を計画している。県下の学校にはそれに向けた応援幕の作製などをお願いしている。
デフリンピックをより多くの人に知ってもらい、より多くの人とともに応援していければと願う。
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