2012年9月21日金曜日

『細雪』(2)(福岡の弁護士事務所のブログ)




 きのう『細雪』のエピソードを書いたので
 昼食のときに,さらに真相を追求してみました。

 すると,さらなる展開が。
 というほどでもないんですが…。

 後輩の弁護士は,りっぱな(?)大学を出てるだけあって
  受験知識レヴェルでの知識はもっていたようでした。

 じゃ,なぜ,くだんの会話の際に
  ぴんとこなかったのか?

  『細雪(ささめゆき)』のことを
 『細雪(ほそゆき)』と覚えていたらしい。

  さすが受験知識!
  筆記試験であればこれで使えないことはありません。

  でもこれだと,会話場面では
  とんでもない赤恥。

  むしろなにも知らないほうが
  まだましだよね~というオチになりました。

 
  きょうの西日本新聞のトップニュースは
  「言葉の誤用ハンパない!?」。

  「二つ返事」,「舌先三寸」,「食指が動く」
  「失笑する」,「にやける」,「うがった見方をする」,「割愛する」

  これらの言葉が誤用されているらしい。
 たしかに,思い当たります。

  他方,「ハンパない」,「真逆」,「まったり」,「がっつり」などの
  新しい言葉が60歳以上の人に浸透しないという調査結果も。

  そういえば,ある雑誌に薬害肝炎の裁判経過を寄稿した際
  「真逆」という言葉を使用していたら,校正されていました。

  校正者は60歳以上の方だったのでしょうね。
 

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