2011年11月22日火曜日

アントキノイノチ



 さだまさしさんと一緒に酒を飲んで(私は飲めませんが)
 あまり話があうとも思えません(失礼)。

 ですが、『解夏』、『眉山』と彼が原作を書いた映画は
 きらいではありませんでした。

 『眉山』などは、四国剣山に登るついでに
 徳島市まで足を伸ばし、眉山に登ったくらいです。

 ま、たんに主演の松嶋菜々子さんが好きなだけでしょう
 と突っ込まれれば、そうかもしれませんが。

 眉山は名前のとおり標高290mのなだらかさ
 ロープウェイもあって気軽に登れます。

 ですが、山のまわりには散歩コースがあって
 ここをぐるぐる歩くとほんとうにいい感じです。

 『眉山』では松嶋菜々子さんの母・咲子(宮本信子さん)が
 献体を希望されます。

 そのつづきでしょうか
 映画『アントキノイノチ』も、命のつながりがテーマに。

 人は心の傷をどのようにして癒すのか?
 うつ病からどのようにして快復するのか?

 主人公は、死者の引越屋さん(もちろん遺族の依頼ですが)
 で働きます。

 私も、店子さんが行方不明になったとして
 家主さんに頼まれて建物明渡しの強制執行をします。

 ゴミなどが乱雑に散らかっている家がおおいのですが
 きれいに片付いた家もときにあります。

 そのような仕事をしながら
 なにがしか考えさせられます。

 主人公の同僚も心に深い傷を負っています。
 彼/彼女らの人間的な交流をつうじて快復がはかられていきます。

 ま、いくつか納得できないところもありましたが
 お約束どおりに泣いてしまいました。

 P.S.
 チケット売り場で入場券を買う際、ちょっと緊張して
 「アントキノイノキ1枚!」と言ってしまいました。

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