2011年11月18日金曜日

九州最後の秘境:大崩山



 宮崎県北部、延岡市から祝子(ほうり)川に沿って
 源流へむかってひたすら西上。

 途中で3度
 野生のタヌキと遭遇しました。

 うち一匹は車を見ても逃げず、路上でにらみ返してきて
 「喧嘩売ってんの?」という、ふてぶてしい態度でした。

 (前日の尾鈴山では、道を横切るシカと遭遇しました。
 野生動物との出会いは山の自然の豊かさを実感させます。)
 
 その他、ここでは書けない冒険も経て
 ようやく登山口に到着。

 大崩山荘を経て、ワク塚分岐から祝子川を徒渉
 小積谷を渓流沿いに登り、最後は急登をがんばり袖ダキへ。

 そこからは谷の反対側にそびえる小積ダキまで
 馬蹄形にぐるりと巨大な花崗岩が連続して取り囲んでいます。

 名にし負い、花崗岩の大崩れな山なわけですが
 崩れたというより、むしろ神が造形したように見えます。

 一ぷくの水墨画のようでもあり
 西遊記の舞台のようでもあり。

 でも実際にこれら巨大な岩々をめぐるときは
 ディズニーランドも顔負けのアトラクション状態。

 めくるめくスリルとサスペンスと緊張と興奮と…
 一周おえるころには気力、体力をつかいはたしヘトヘトです。

 要するに、素晴らしい山行でした。
 また行きたい!

0 件のコメント:

コメントを投稿