日本の歴史的建造物のなかで唯ひとつ傑作と考えるものを挙げよ、
という困難な質問に対して、
私は伊勢神宮でも桂離宮でもなく、
東大寺南大門を挙げることにしてきた
磯崎 新
天井を張らず高い吹抜けとした空間、
柱に差して何段にも重ねた軒を支える挿肘木と
それを横につなぐ通し肘木などは、
従来の寺院建築になかった斬新な意匠である。
辻 惟雄
ある医療過誤訴訟の弁護団での意見交換で、
中堅弁護士が若手の原稿に手を入れたうえ、次のコメント。
「私の方で気付いた点を修正しました。浦田先生からもっと斬新な修正が入るかもしれませんが。」
これにはちょっとビックリ。
私はその弁護団のなかでは年長であり、
どちらかというとコンサバティブな意見をいうべき立ち位置と思っていたので。
でも、そうか!そう期待されているのか!
そうであれば、昔から実践してきたところ。
今後とも、斬新で骨太な意見を縦横に述べ、
若手と中堅をつなげていきたいと思います。
(駄洒落にもこれまでどおりにお付きあいください。)
関西は昔いた場所なので、いろんな記憶が交錯しました。
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