2010年10月7日木曜日
薬害肝炎全国弁護団事務局会議
映画「バイオハザート」のなかで、世界各地の代表者会議が終わるや一人を残して全員が消えてしまい、驚かされる場面がありました。
最近の3D技術の進歩からすると、このような立体映像会議をおこなうこともそう遠い話ではなさそうです。
昨日、薬害肝炎の全国弁護団・事務局会議をおこないました。
こちらはそこまでいってはいませんが、全国5地域(仙台、東京、名古屋、大阪、福岡)の弁護団事務局を結ぶテレビ電話会議です。
福岡は古賀克重弁護士の事務所が事務局であり、私もそこまで足をはこびます。
大規模集団訴訟では、九州の原告団・弁護団内部だけでなく、他地域とも膨大な情報を整理・共有し、心と行動(ベクトル)をあわせていく必要があります。
そのため会議をできるだけ頻繁に開く必要がありますが、多数のメンバーが参加するのは時間や交通費がかかり大変です。
かくてテレビ電話会議が役にたちます。
いまどきですからタスクごとにはりめぐらされた複数(多数)のメーリングリストを利用しての情報交換・共有も他方でおこなっています。
でも、コミュニケーションに占める言語情報のはたす役割は7%程度とされます(メラビアンの法則)。
声の調子、ボディランゲージで伝わるはずの情報がメールでは9割かた欠落してしまい、ときに誤解・不和のもとになったりもします。
なのでメーリスが会議の代替をすることはありません。
テレビ電話会議でも甲論乙駁、方針をめぐって大げんかになったこともあります。
いまとなっては懐かしい思い出です。
厳しい情況下でこそユーモアを忘れない、
という自分のモットーにもとるおこないだったと恥じてはいますが。
明日からまた長期出張のため休筆させていただきます。
つづきは田中さんや落合さんが書いてくれると思います。
それではまた。
行き行きて倒れ伏すとも萩の原
曽良
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いつも拝見しています。写真がきれいで楽しませていただいております。
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