きのうはAIくんにブログを書いてもらった。さすがな出来である。このまま、観光パンフレットとして通用しそうである。が、もうすこし手触りのある自身の経験も書いておこう。
青森空港から空港線で仙台、仙台からは秋田新幹線こまちで、盛岡→角館(かくのだて)に至った。ここからは秋田内陸縦貫鉄道(三セク)で北に向かうのだが、7月からの豪雨で一部区間が不通。上桧木内(かみひのきない)駅まで代替バスに乗る。
https://www.akita-nairiku.com/routemap/
同駅からは電車に乗り、トンネルや渓谷を楽しみながら阿仁前田温泉駅へ向かう。上記路線図をみればわかるが、途中、阿仁マタギ駅からは時計回りに円弧を描くことになる。なぜかというと阿仁マタギ駅の北に森吉山が鎮座しているため、これを迂回しなければならないから。
マタギという言葉をご存じだろうか。東北地方を中心に古くから山岳地帯に住み、クマなどの大型獣を狩猟して生計を立てていた集団のことである。つまり、森吉山は狩猟で生計が立つほどクマがおおく、その巣窟のようなところである。怖い、怖い。
この日は阿仁前田温泉に泊まる。駅舎と一体化した温泉施設である。
翌日は乗り合いタクシーを利用して、山の東側にあるヒバクラ登山口へ。乗り合いタクシーはおそらくバス路線を廃止する代わりに自治体が手配したものであろう。通常の料金の半額以下である。乗り合いといっても、この日はぼくひとりだった。約1時間。
森吉四季美湖のあたりで空が赤く染まった。きょうの天気予報は終日曇りである。
ヒバクラ登山口からの登山者はやはりひとり。かすかな森のささやきや動物の気配にもびくびくしながら孤独に登った。とはいえ、登山道はよく踏まれていて、ひごろから登山者がいないというわけでもないようだった。
樹齢100~200年と思われるブナたちが美しい。まさに手付かずの自然だ。
一部ミネカエデは紅葉していた。
ミズナラはこんなかんじ。いまからだ。
AIくんの記事にあったとおり、複式火山、カルデラの形状をもつ。
湿原。夏はさぞかし美しかろう。
エゾオヤマノリンドウ。花言葉は勝利。
他の人の登山記録を読むと、クマに遭遇したことが書いてあるが、この日は遭遇することはなかった。
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