今年は宇宙人に洗脳されたのか、各地でクマ被害がすごい。そうしたなか、秋田・岩手の山に登ってきた。
まずは仙台空港までの空旅である。
福岡空港から離陸すると、すぐに筑後平野が眼下に見えてくる。筑後川と宝満川が合流するあたりが久留米である。有明海の向こうには雲仙岳が雲に浮かんでいる。
高度を十分にあげたところで、飛行機は東(左)へ旋回し進路をとる。南(右手)には阿蘇の山々が見えている。左奥は祖母・傾の山塊、右奥は九州脊梁だろうか。
しばらくすると、くじゅうの山並みである。手前に涌蓋山、奥に大船山・黒岳、中央に三俣山や久住・中岳等の山々。拡大すれば夢の大吊り橋も見えているはずだ。右奥はやはり祖母・傾の山塊。
つづいて、由布院の街並みと由布山。手前は水分峠、奥は鶴見山。その向こう側は別府市街のはずだ。
別府湾。向こうには、はや、四国の佐多岬である。
九州にはクマがいないという。ご先祖様たちが熱心に狩った結果でもあろうが、この水域がクマの進出をはばんでいるせいでもある。関門海峡ぐらいなら泳いで渡れそうだが、平家の公達たちもおぼれたという激しい海流がこれをはばんでいるのだろう。
のこのこ秋田・岩手まででかけて行ってクマ被害にあえば、九州の山に登っていればよいものをと批判されるのだろうなという思いがよぎる。
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