2022年7月26日火曜日

大雪山縦走(3)

 



 旭岳は2291メートル、大雪山の主峰、北海道の最高峰である。山頂からは360度一望できる。北東に比布岳が見える。ひとむかしまえ、○○○エレキバンとしてCMをにぎわした、あの○○○である。

きょうの登山者のうち8割くらいの人はここ山頂まで。いわゆるピストンで、姿見へ戻っていく。これに対し、縦走するばあい、ここから東に向かう。東の端は黒岳、その中間に御鉢平が大きな口を開けている。

旭岳の裏側の下りはザレていて、イワウメが群生している。花はウメに似ている。こう見えて草ではなく、木である。生育環境が厳しいため、地にへばりついている。

しばらく行くと、大きな雪渓が残っている。この季節、雪は柔らかいのでアイゼンは必要なく、つぼ足で下れる。それでもやはり恐い。すると、横を女性がスタスタと下っていった。北海道の人だろうか、雪渓歩きに慣れている。

旭岳をくだると、こんどは間宮岳の登りにとりかかる。このあたりになると、ぐんと人が減り、ほとんど人に会わない。しばらく行くとようやく間宮岳だ。眼前に雄大な景観が広がる。

間宮岳は独立峰ではなく、大きなカルデラ(お鉢)の一部である。その中央が御鉢平。むかしの噴火口跡である。NHKのにっぽん百名山では、この御鉢のなかにヒグマがいた。

カルデラ(お鉢)のいちばん向こうが黒岳。層雲峡からロープウェイとリフトを乗り継ぎ、その後しばらく登ると、その山頂だ。事務所旅行でも登ったことがある。

黒岳から左に、桂月岳、凌雲岳、北鎮岳。きょうはそちらではなく、反時計まわりに右・南へ行く。目指すは北海岳。黒岳を0時とすれば、2時の方角である。

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