2022年7月22日金曜日

大雪山縦走(1)


  ひさびさの投稿。連休は山へ行っていたので、たまった仕事に追われていた。すみませぬ。

ことしはすでに2つの夏山に登った。ひとつは大雪山の縦走。まずはこちらから。

梅雨明け前の7月上旬に計画した。この時期、本州に梅雨前線がかかっているということは、北海道には前線がかかっていないということ。人も少なく、うまくすれば高山植物が咲き誇っている。

ところが今年は梅雨明けが早く、と思ったら梅雨の戻りとか言われたりして、どのような天気、あるいは山の様子か予想がつけづらかった。

北海道へも3か月前から飛行機を予約すると、片道1万5000円くらいで行けたりする。なので、計画は3か月前からしているので、いまさら変更はきかない。

旭川空港からバスで旭岳温泉に前乗り。旭川空港のバス停で、東京からきた6人グループと一緒になる。訊けば同じコースを予定している。大雪山の縦走路には営業小屋がなく、避難小屋だけ。ここで6人もの登山予定者と会うとなると、相当な混雑が予想される。梅雨明けが早かったせいだろうか。

旭岳温泉は、湯元・湧駒荘をネットで予約していた。湯元というだけあって、泉源が5つもある老舗。旅のつかれを溶かすことができた。料理も老舗ホテルに似合わず斬新。

翌朝、6時30分始発のロープウェイへ向かう。なんともう50人くらいが列をなしている。定員は多いはずだが、コロナのため半数に制限されている。1回目の運行には乗り遅れた。40分の臨時便で姿見へ向かう。

旭岳中腹に姿見駅はある。よく晴れている。トムラウシ山までよく見える。足ごしらえをして登り始める。一歩きで姿見の池。まだ半分くらい雪に覆われている。地獄谷からはモクモクと噴煙があがっている。亜硫酸ガスだ。さていよいよ冒険のはじまりである。

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