(バショウ@義仲寺)
バショウ(芭蕉)
多年草。
英名はジャパニーズ・バナナ
花や果実がバナナと似ているので。
でも実際には食べられるものではなく
ま,観賞用の植物です。
もちろん,かの俳聖・松尾芭蕉の名は
この植物にちなんだもの。
彼の草庵が深川にあってところ,門人からこれを贈られ
植えたところ大いに茂ったので。
芭蕉野分して盥に雨を聞夜哉
義仲寺は,滋賀県膳所にあります。
義仲は,木曾義仲のこと。
平家討伐の兵を挙げて都に入ったものの
乱暴狼藉のため、頼朝軍に粟津(寺の南)の地で討たれました。
巴御前が彼をここに
葬り供養したとの伝説があります。
芭蕉は、彼が好きだったのか(周辺の美しい景観を愛したのか)
ここを度々訪れました。
のちに大阪で亡くなったときは
遺言によってここに墓が立てられたと言われています。
境内には,芭蕉の辞世の句碑があります。
旅に病て夢は枯野をかけめぐる
ちくし法律事務所 弁護士 浦田秀徳
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