公園で,たくさん植えられたソメイヨシノを
みなで嘆賞するのが,日本人にとって花見の王道。
これは素直に受け入れますが,吉永小百合,古い?
武井 咲が美人だ,というようなもの。
付加価値ゼロです。これに対し
おすすめなのが,真逆な,もうひとつの花見。
山野をまんぜんと歩いていると気づきませんが
なんか咲いてないかな~と歩いていると気づきます。
枯れ木のようにみえるけど
枝の先がなんかぽっと明るくなっている感じです。
アブラチャン(油瀝青)
クスノキ,クロモジの仲間の落葉低木。
早春に淡黄色の花を
葉に先立って咲かせます。
いったんその存在に気づくと,
春まだ浅い森の中で、ひそかに目をひくようになります。
アブラチャンの「チャン」は「瀝青」のことで
「○○ちゃん」ではないのですが,まさにアブラちゃんという感じ。
生け花やお茶をする人は
まったく違うシチュエーションで,ご存じでしょうね。
花言葉は,はかない恋。
(ちなみにソメイヨシノのそれは,優れた美人。)
ちくし法律事務所 弁護士 浦田秀徳
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