2012年4月18日水曜日

ハナズオウ by.山歩きの好きな福岡の弁護士



ハナズオウ(花蘇芳)
ジャケツイバラまたはマメの仲間の落葉低木。

 高さは2~3m
 早春に枝に花芽を多数つけ、葉に先立って開花。

 花には花柄がなく
 枝から直接に花がついています。

 朝,通勤しているとき,右視野に紅紫の映像
 と思ったら,ハナズオウでした。

 名前の由来は
 スオウ(蘇芳)で染めた色に似ているため。

 といっても,スオウを知る人も少ないですよね。 
 スオウ(蘇芳)は、やはりマメの仲間の小高木。

 心材や莢からは赤色の染料がとれ
 その色は蘇芳色と呼ばれます。

 きょう4月18日の誕生花
 ちなみにきょうは,発明の日,よい歯の日。

 前者は現在の特許法にあたる「専売特許条例」が
 1885年(明治18年)4月18日に公布されたため。

 後者は418=ヨイハの
 語呂合わせでしょうね。

 花言葉は,「高貴」「質素」「豊かな生涯」「目覚め」
 などはよい意味。

 他方,「不信仰」「裏切り」「疑惑」など
 正反対のわるい意味もあります。

 よい意味は,高貴,質素,豊か,早春の開花
 など,花姿に由来するものでしょうか。

 わるい意味は,キリストを裏切った弟子・ユダが
 この木で首をつったという伝説に由来するものです。

 西洋種は
 ずばり「ユダ・ツリー」と呼ばれます。

 裏切り者の死に場所に選ばれたことを屈辱として
 紅紫色の花になってしまったとか。

 花木を死に場所に選ぶといえば
 西行(佐藤義清)ですね。

   願わくは 花の下にて 春死なん
          そのきさらぎの 望月のころ

 藤木直人が西行を演じる平清盛
 なかなか評判がよい方へ向かわないようで。心配です。

         ちくし法律事務所 弁護士 浦田秀徳

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