百名山に登る醍醐味には
途中のアプローチの旅の楽しさも含まれています。
写真は、JR小海線(こうみせん)・信濃川上駅の
二宮金治郎(尊徳)像。
JR小海線は、山梨県の小淵沢駅から長野県の小諸駅までを結び
「八ヶ岳高原線」の愛称が付けられています。
新宿駅から中央線を特急あずさ号で小淵沢駅まで。
甲府あたりから、前方に南アルプス、鳳凰3山、右前方に八ヶ岳が。
小淵沢駅で小海線に乗り換え。左手に八ヶ岳の山麓を見ながら北上。
甲斐小泉からは標高1000mを超える高所。
清里~野辺山間には標高1375mのJR鉄道最高地点。
野辺山駅は標高1345mで、JR線最高駅。
そのせいか、清里の手前で2度もシカが線路を横切ったため
列車は減速し、前方を見ていた乗客からは歓声があがりました。
多くの乗客は清里辺りで下車しましたが
私は金峰山に登るため、信濃川上駅で下車。
無人駅のため、ワンマンカーの先頭車両の運転主席横で
乗車賃を精算して下車。
のどかな山駅風景のなかに
二宮金治郎(尊徳)像が立っていました。
二宮尊徳は江戸時代後期に「報徳思想」を唱えて
農村復興政策を指導した農政家・思想家。
むかし小学校の旧校舎にも
立っていました。
現代日本における東北の復興に
力を貸していただけるよう、お祈りをしました。
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