2013年10月31日木曜日
裁判に携わる人たち
昨日は,
裁判所職員の方々と
お食事をする機会がありました。
裁判所には,
書記官,事務官,調査官といった
職業の方がいます。
(今後,このブログでもこれらのお仕事について
触れていく予定です。)
毎日,膨大な数の事件を
扱っていますから,
とても大変なお仕事ですね。
「残業はあまりありません」
とは言っていましたが,
それも
通常業務の時間内で
テキパキ作業をこなしていることの
裏返しなのではないでしょうか。
弁護士も見習わないといけませんね。
どうしても夜遅くまで
執務してしまいがちですから…。
皆さん,とても素敵な方々でした。
なにはともあれ,
事件が素早く適切に解決するよう
裁判所職員も
弁護士も
日夜,頑張っています。
2013年7月1日月曜日
何事にも染まらない公平さ
裁判官は,「法服」と呼ばれる
黒い服を着て法廷に立ちます。
この黒い色には,
何事にも染められない…という
決意が示されています。
確かに黒い色は,
そこから,違う色にできませんしね。
法服は,前の部分にボタンがあり,
袖を通してから前を閉じる形で着ます。
裁判官の前に座っている
「裁判所書記官」さんも
法服を着ていますが,
少しデザインが違いますし,
素材も違うんです。
裁判官の法服はシルクで,
書記官の法服はコットン…。
よく見ると分かりますが,
裁判官の法服の方が光沢があります。
裁判傍聴などに行かれた際は,
目を凝らしてみてください。
さいごに
裁判官がうろたえたエピソードをひとつ。
初めて見る人には,
「法服」が何に用いる服なのか良く分かりませんよね。
ある裁判官がクリーニングに持って行ったところ,
店員さんが数秒悩んでから,
「コート」
と受領票に書き込んだそうです。
シルク100パーセントの前開き黒コートの誕生です。
ん~~~,たしかにコートかもしれませんね。
「法廷」は
英語で
「コート(court)」 ですし。
おあとがよろしいようで。
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