きのうわが事務所の電話保留音が話題になった。担当秘書さんが、ある依頼者からお褒めの言葉をいただいたというので。
知らなかったが、わが事務所の電話保留音は、ビートルズの「ヒア・カムズ・ザ・サン」らしい。
「ヒア・カムズ・ザ・サン」は、ジョージ・ハリスンの作詞・作曲。アルバム「アビイ・ロード」に収録された(1969)。
ジョージが会計士たちとの退屈な会議にあきあきして、親友のエリック・クランプトンの家の庭を散歩しているときに降りてきたという。ときは春、あたたかい日差しがここにやってきた。
この曲は前記依頼者が大好きだという。マイナーな曲なのによくぞ採用してくれたと感謝していたという。たしかめてみると、たしかにそうだ。
ここまで読んで「あれ?」と思わないだろうか。思ったかたは本ブログの「大ファン」の称号を差し上げたい。
じつは本年4月3日にこの話題を書いている。「家庭裁判所の電話保留音楽に脱落させられる」である。
http://blog.chikushi-lo.jp/2023/04/blog-post.html
家庭裁判所の電話保留音楽はファファファファーンとぬるい管楽器の演奏で、それに脱力させられるのだが、じつはその曲はベートーベンの「悲愴」だったという論旨である。
その際、T弁護士から追い打ちをかけられて調べたわが事務所の電話保留音はカーペンターズの「青春の輝き」だった。
あれから半年。いつの間にか、わが事務所の電話保留音がカーペンターズからビートルズへ、「青春の輝き」から「ヒア・カムズ・ザ・サン」に変化している。
いつ、だれがこのような変更を行ったのか?なぞである。なぞの探求はつづく。
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