(リンドウ@九重
花言葉は,誠実,正義,貞節,あなたの悲しみに寄りそう)
むかしは良かった
というのは,年寄りの常套句。
実はむかしもつらかったこともあるのだが
なぜか負の部分は都合よく忘れてしまっている。
だがしかし読書については
やはり子どものことのほうが良かったように思う。
子どものころ
世界文学全集を読みふけった。
妖精や魔女がでてきても
違和感をもつことなく,本の世界に没入できた。
外国のめずらしい自然や制度には
文句なく魅了された。
大人になると
そうはいかない。
ちょっとまてよ
そんなはずないじゃない?とか。
妖精がでてくるなら
もうすこし説明がいるでしょ!みたいな。
そんな大人の読者も文句なく没入できる小説
あります。
ジェフリー・アーチャーの新作
『時のみぞ知る(上・下)』(新潮文庫)。
さすが。
最後まで飽きさせません。
なんとうれしいことに
つづきがたくさんあるみたい。
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