2013年5月20日月曜日

仙竈





聖福寺つながりで
週末は宝満山へ。

ただ山に登りたかっただけでしょ
といわれれば,そのとおりですが。


宝満山はもとは
竈門山とも呼ばれていました。

なぜかというと,山頂の手前に
竈門岩があるからといわれています。

ちょうど竈門のかたちに
巨石が3つならんでいます。

神功皇后が宇美町で応神天皇を産む際
ここで産湯をわかしたのだとか。


巨石のひとつに「仙竈」と彫刻してあり
その横に「仙厓筆」とあります。

仙厓さんは,江戸時代の禅僧で
聖福寺の往事をながくつとめました。

画家でもあり
禅画をたくさん描きのこしています。

東京の出光美術館には
コレクションがあります。

「○△□図」や
「指月布袋図」などが有名。


竈門岩に仙厓さんが揮毫したのは
サインがわりだったでしょうか。


 

 

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