シコタンソウby.福岡県筑紫野市の弁護士
シコタンソウ(色丹草)
ユキノシタの仲間の多年草。
北アルプス槍ヶ岳の肩から山頂をめざす
厳しい岩場にけなげに咲いていました。
色丹は,あの北方4島の1つ
色丹島のこと。
この花の命名者は白山に登らないで
色丹島へ行ったみたい。
高山植物には,他にもウルップソウなど
北方諸島の名を冠したものがあります。
高山の気候とこれら北方諸島の自然環境が
おなじことによるものでしょう。
ではそのタネはどうしたのか?
渡り鳥がはこんできたのか?
この点は,氷河期に本州に分布していたものが
高山帯で生き残ったと考えられています。
地球大紀行ですね。
何万年も高山帯で生きのびてきたわけです。
そんなことにはわれ関せずというふうに
花に,黄と赤の斑があるのが可愛委い。
花言葉は
愛らしい告白。
弁護士 浦田秀徳
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