2012年8月21日火曜日

ヤマジノホトトギスby.福岡県筑紫野市の弁護士



 宇美町の昭和の森から宝満山をのぼっていくと
 河原谷と出会います。

 河原谷をつめると
 冬期に氷結することで有名な難所が滝があります。

 宝満山にのぼるばあい,この谷をつめないで
 その向こうの尾根にとりついて登っていきます。

 すると,その坂の途中に
 ヤマジノホトトギス(山路杜鵑草)が咲いていました。

 (ヤマホトトギスというのもあり,ややこしいけど
 花のつきかたから,これはヤマジかと)

 さらに登っていくと,仏頂山への分岐を経て
 宝満山頂へ至る岩場に出ます。

 岩場のクサリをつかってのぼるのが
 一般です。

 ですが,ここを登らないで,右にまくと
 羅漢道へいく分岐があります。

 そこらへんにも
 ヤマジノホトトギスが咲いていました。

 だいたい日当りのよわい
 斜面に咲いているようです。

 ユリの仲間の多年草
 独特の花を咲かせています。

 サーカスのピエロのような
 花火のような…。

 あるいは,斑点模様が鳥のホトトギスの
 胸模様のよう。そこからホトトギスの名に。

 学名はTricyrtis affinis Makinoなので
 牧野富太郎博士が新種として発見されたのでしょう。

                     弁護士 浦田秀徳
 

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