2012年7月23日月曜日

ヘクソカズラby.福岡県筑紫野市の弁護士ブログ



 事務所の裏のフェンスにまきつき
 花をつけたヘクソカズラ(屁糞葛)。

 名前の由来は
 葉や茎が臭いので。

 オオイヌノフグリ(大犬の陰嚢)という名前もどうか
 と思うけれど、これはひどい命名。

 ヘクソカズラの依頼があれば
 命名者や植物図鑑を相手どって名誉毀損で訴えるところ。

 そういえば,むかしアマミノクロウサギ訴訟というのは
 ありました。

 アマミノクロウサギが島の環境権を侵害されたとして
 訴えたもの。

 このときは,アマミノクロウサギこと島の住民Aさんということで
 訴訟は有効になったはず。

 ヘクソカズラのばあい,その命名によって
 権利を害される人間がいるわけではないので,裁判は起こせません。

 心優しい人はいることはいて
 ヤイトバナ(灸花),サオトメソウ(早乙女草)の別名もあります。

 前者は花の形から
 後者は花の咲く時期から。

 花言葉は,人嫌い,誤解を解きたい
 気持ちはよくわかります。

            ちくし法律事務所 弁護士 浦田秀徳

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