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2023年12月21日木曜日

~からの、泉屋博古館<京都・鹿ケ谷>

 

 聖護院をでて、春日北通を東へむかう。浄土宗大本山・くろ谷 金戒光明寺の高麗門にぶつかる。南に下り、丸太町通を東へ向かう。鹿ケ谷通とのT字路に住友関係の施設が並ぶ。

きょうの行先は泉屋博古館(せんおくはくこかん)。T字路の北西角にある。なお、その北西には神慈秀明会がある(あす行くところと関係がある。)。

泉屋は江戸時代における住友家の屋号。博古は中国宋時代に皇帝の命により編纂された青銅器図録の名前から。

泉谷博古館は東洋美術館。住友家から寄贈された中国古代青銅器が目玉のコレクション。住友家は別子銅山の開発など銅と深い関係がある。代々、青銅器を収集したのには稼業と関連があるのだろう。

青銅器だけでなく絵画等も収集し、国宝2点を収蔵している。1点は中国南宋時代の絵画「絹本著色秋野牧牛図」。もう1点は12世紀平安時代の銅鏡「線刻釈迦三尊等銅像」。

この日のお目当ては、特別展「表装の愉しみ―ある表具師のものがたり」。

https://sen-oku.or.jp/program/2023_thebeautymountings/

ちくし法律事務所では、春夏の事務所ニュース巻頭の絵画をお願いしていることから、版画家の大場敬介・寿子先生と親しくさせていただいている。

https://keisukeandhisako.com/about.php

親交のなかで学んだことは、表装の重要性である。おなじ版画でも、表装が変わると受ける印象がガラリと変わる。

写真もおなじ。いわゆる額縁効果というやつだ。だから、それに心血をそそぐ人たちがいる。今回の展示からもそのようなことを学んだ。

2023年6月29日木曜日

アール・ヌーヴォーのガラス ガレとドームの自然賛歌

 


 「出し遅れの証文」という言葉がある。裁判というのは適時に証拠を出さないといけない。いかに真実であっても、証拠を出し遅れると、敗訴を免れない。そういう意味だ。

そういう意味では、会期の終了した特別展の報告をするのも、「出し遅れの証文」にちがいない。しかし、ま、本ブログは仕事をはなれた筆者らの日常を報告するものであるから、許されたい。

国立九州博物館でやっていた「アール・ヌーヴォーのガラス ガレとドームの自然賛歌」という特別展に行ってきた。

同特別展を九博でやっているのは知っていた。しかしアール・ヌーヴォーのガラス器は箱根のラリック美術館などで見知っていた。

もっといえば、フレンチのレストランひらまつに行けば、テーブルの装飾に無造作に置いてある。それで今回はパスしようかと思っていた。

すると、事務所ニュース夏号に寄稿していただく版画について打合せをしていた際、大場敬介先生がぜひ行ったほうがよいと力説された。アール・ヌーヴォーだけでなく、人類とガラス器の長い歴史の紹介がすばらしいのだという。

会期は明後日までだ。それならということで、あわてて行ってきた(こういうアドバイスは天の声だと思っているので)。

たしかに、よかった。メソポタミア、エジブトにはじまり、ガラス器は人類の歴史とともに発展したきたのだということがよく分かった(ただし、ぼくの場合、岡山のオリエント美術館へ行ってきたばかりなので、大場先生より感動がうすい)。

アール・ヌーヴォーについても認識をあらためることができた。これまではなんとなく、世紀末のデカダン(退廃的)なイメージをもっていたのだ。

認識をあらためた第1は、現代に通じる響き。ガレは1846年フランスはロレーヌ地方に生まれた。小学校か中学校でドーデの『最後の授業』を習ったと思う。

1871年普仏戦争に敗れたフランスは、アルザスとロレーヌ地方を割譲することになる。それまでまじめに勉強してこなかった主人公は、ある日、フランス語による授業が最後であることを知る。なぜ、いままでちゃんとフランス語を勉強してこなかったのか。ビブ・ラ・フランス!

ガレ25歳、祖国存亡の危機。義勇軍に志願したが、祖国は敗れてしまう。戦後は、祖国の窮状をガラス器等により、文化的に回復を図ろうとする。いわずもがな、ウクライナ戦争とその戦後復興に思いが流れる。

認識をあらためた第2は、日本文化とのつながり。印象派と浮世絵とのつながりはよく知られている。ほぼ同時代人であるガレやドームがこのジャポニズムの影響から無縁ではありえない。

美術・文化を革新していこうとするとき(アール・ヌーヴォーとは、新・芸術の意味)、日本文化はとても参考になったようだ。

器に描かれたカマキリや昆虫のモチーフは、われわれが自然と接する際のスタンスとおなじものだ。山を愛する筆者にとっても、とても近しく感じられた。毎日らんまんなこの時期はとくに。

2018年12月26日水曜日

事務所ニュース新年号


(大場敬介先生と版画作品)

 ちくし法律事務所は,事務所ニュース(事務所報)を発行しています。年2回,新年と夏に発行しています。顧問先やお客さまにお送りしています。
 ホームページで,バックナンバーを見ることができます。
 http://www.chikushi-lo.jp/guide.html

 巻頭は,ペーパースクリーン版画家の大場敬介先生,あるいは,大場寿子先生の版画になっています。

 新年号も大場先生にお願いしました。いくつか候補作を事務所にもってきていただきました。
 どれにしようかあれこれ迷います。とても幸せな時間です。

 このところ,先生は干支シリーズにも取り組まれています。事務所ニュースの間には,来年の干支の猪が隠れています。みなさんも探してみてください。

 http://keisukeandhisako.com/works_k01.php

2016年1月15日金曜日

申年



ペーパー・スクリーン版画家の大場敬介先生が来所されました。
先生には,いつも当事務所のニュースの扉を飾る版画を提供していただいています。

くわえて新年号では,ニュースのなかに,干支の動物の版画も掲載させていただいています。
ご承知のとおり,ことしは「申」年です。

申は,果実が熟して固まっていく状態をあらわしているとか。
みなさまの願いが熟して固まっていくことを祈念します。

2013年10月8日火曜日

New! ちくし法律事務所ノベルティ


九州に台風が近づいております。

はてさて,今晩,
自宅に帰ることができるかどうか…。

西鉄電車が止まらないことを願います。

皆さんも
くれぐれもお気を付けください。




さて,
当事務所のノベルティとして,
メッセージカードと栞を作成しました。

メッセージカードのデザインは,
ペーパースクリーン版画の大場敬介先生です。
とても素敵な色合いです。

栞に使われている写真は
当事務所の浦田弁護士が撮影しました。





















お悩み事が解決したとき,
それをきっかけにして,
また新しく
人生の1ページをめくっていっていただきたい


そんな想いから



を作らせていただきました。



法律トラブルを抱えてしまうと,
どこか憂鬱な気分になるものです。

だからこそ,
気持ちよく次の「章」に進めるよう
お手伝いをさせていただきます。








2011年8月1日月曜日

 ちくし法律事務所ニュース・夏号



 ちくし法律事務所ニュース・夏号
 刷り上がりました。

 もうまもなく、事務所の住所録にお名前のある
 みなさまのお手元にお届けできると思います。

 表紙は大場敬介先生の「AQUA Ⅰ」
 宇宙の水の根源 清らかで美しいと想い…。

 巻頭は稲村晴夫弁護士の3.11原発事故に関する
 ごあいさつ。

 寄稿はNPO法人太宰府ボランティアネットワークの冨永敦夫さん
 「『歩かんね太宰府』と私」について語ってもらいました。

 続いて落合真吾弁護士が「全国B型肝炎訴訟、基本合意成立!!
 ~解決へのスタートライン」

 事件報告は(有)フルガードの植原正明代表。
 「『非は我にあり?』~あきらめない粘り強さを~」

 井上茉彩弁護士の初解決事件について
 報告してもらいました。

 そのあとは、他の弁護士とスタッフによる近況紹介です。
 スタッフの近況紹介がもっとも人気コーナーとの噂すらあります。

 このブログを読んで、ニュースを希望されるかたは
 当事務所までお問い合せください(092-925-4119)。
 

2011年6月9日木曜日

 ちくし法律事務所ニュース夏号



       (大場敬介先生に新作3D作品を魅せていただく)

 ちくし法律事務所では事務所報を年2回
 夏と冬に発行しています。

 1999年(平成11年)が第1号ですから
 はや12年目になります(バックナンバーをご参照ください)。

 地域のみなさまや大規模訴訟の原告の方などに
 ご寄稿をいただいているのが主な記事です。

 それに所属弁護士が最近解決した事件の紹介や
 ちょっとした法律知識の紹介欄があります。

 意外(失礼)と弁護士コーナーより人気なのが
 事務局コーナー。毎回、ひとひねりあり楽しいです。

 なにより自慢なのが表紙の画ですね。2007年夏号から
 ご厚意で大場敬介&寿子先生の作品を掲載させていただいています。

 ペーパー・スクリーン版画で
 いずれも心癒されるポエジーな作品です。

 もっとも今年の新年号はこれまたご縁にめぐまれ
 小川蓮太郎先生の作品を掲載させていただくことができました。

 「長崎若葉」「アネモネ」の2点で
 いずれも好きな作品です(バックナンバーの2011年新春版参照)。

 ということでいよいよ
 今夏も準備をはじめました。

 おかげさまで今期もさまざまなご縁をいただき
 地域の方々に原稿をお願いすることができました。

 予告編を流したいところですが、執筆者の方々にプレッシャーとなる
 といけないので発行まで秘密です。

 Coming Soon.
 (乞う、ご期待)。