京都一周トレイル東山コースの2日目の行事としては、銀閣寺前で中締め。いったん解散して、それぞれの希望するところへ。
あとで聞いたところでは、①銀閣寺拝観→京セラ美術館「モネ展」、②法然院→南禅寺→京セラ美術館、③京大時代の部活練習場など旧跡めぐりをそれぞれ楽しんだようだ。
自分はまずバスで京都駅に戻り、そこから歩いて龍谷ミュージアムに向かった。ミュージアムは龍谷大学が運営している仏教総合博物館。ここも例のフランス人が薦める美術館である。いちど行こうとしたが休刊日だった。きょうはOK。
企画展は「大谷探検隊 吉川小一郎展」。明治時代の後期、西本願寺が仏教の伝播をさぐるべく西域に派遣したのが大谷探検隊。当時の熱情と情熱が伝わってくる。
常設展は仏教の誕生と伝来、日本における各宗派の発展に関する展示だった。
仏教美術を学んだあとは西本願寺を参拝。ミュージアムとは堀川通をはさんだ向こう側にある。御影堂内ではなにやら行事が行われていた。
国宝「唐門」。極彩色の彫刻で飾られている。一日中眺めていてもあきない「日暮らし門」。
唐門を一日中眺めているわけにもいかないので、切り上げて堀川通をバスで北へ。堀川中立売で下車。堀川では車椅子のご老人が憩っておられた。
日本人2割、インバウンド8割。インバウンドの観光コースに組み込まれているようで、いかがなものかという雰囲気であった。
なお、この日、京都国立博物館では、万博にあわせた企画「日本、美のるつぼ」特別展の初日。こちらも行きたかったが、初日ゆえの人出を敬遠した。
怪鳥会のメンバーはこのあと鴨川べりに再集結して、先斗町での夕食を堪能した。
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