2013年2月22日金曜日
スイセン
ギリシャ神話のなかの
美少年つながりで,スイセン。
(美少年ネタばかり書いているけれど
BLではないので,あしからず)
こちらのほうが
超有名ですね。
いまの時期
どこにでも咲いています。
なんと,ヒガンバナの仲間
たくさんの種類があります。
学名はNarcissus tazetta
小さいコーヒーカップのかたちのナルシス。
たしかに,かたちは
小さいコーヒーカップ。
ナルシスはギリシャ神話で
超有名な美少年。
ギリシャ神話ではこんな
水辺の悲劇がつたえられています。
エコーはナルシスに恋したが
ふられた。
エコーは悲しみのあまり声を失い
反響(エコー)だけが残った。
ナルシスは,神の怒りをかい
他人を愛せず,自分だけを愛するように。
ある日かれが水面をみると
そこにはとても美しい美少年が。
ナルシスはかれを恋してしまい
水辺をはなれなくなり,死しんでしまった。
かれが死んだあとには
スイセンの花が咲いた。
この話から,他人を愛せず,自分だけを愛する人を
ナルシストと呼ぶわけです。
あなたのまわりに
ナルシストいませんか?
おもうに,基本的なところで
自分を愛することは大切なことです。
でもそれだけで許されるのは
小学生のころまででしょう。
小学生も高学年になれば
他者の視線や存在を意識することが求められます。
まずは他者の視線を意識して
自己の言動をコントロールしていかなければなりません。
さらに成熟するにつれ
他者の存在を尊重できなければなりません。
そうでないと,人間として,社会のなかで
人間関係において,うまくいかなくなるでしょう。
花であれば
ナルシストのままであってもよいのですが…。
人となると
まわりの迷惑もそうとうです。
「水仙」の名の由来も
花の姿と芳香が,水辺の仙人のようだから。
水辺の美しさは
洋の東西を問わなかったようですね。
別名 「雪中花」
雪の中でも,春の訪れを告げるので。
花言葉は,やはり
うぬぼれ,自己愛,エゴイズム。
う~ん。
プレゼントにもらうのは,びみょう(残念)。
そのにほひ 桃より白し 水仙花
松尾芭蕉
水仙や 寒き都の ここかしこ
与謝蕪村
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