2011年1月12日水曜日

 タイガーマスク復活


   (雪面に残る生き物の足跡 虎ではないと思いますが姿はみえず)

 40年前、1970年ころは村上春樹さんが大学生だったころ
 それもあり「ノルウェイの森」の舞台になっています。

 私は村上さんよりちょうど1世代若いので
 そのころまだ思春期の入り口、小学校高学年でした。

 岸和田で育ったため、友だちと千里で開催された大阪万博に行ったり
 役行者ゆかりの葛城山、金剛山、岩湧山などに登ったりしていました。

 ちょうどカラーテレビが普及した時代で
 家に帰ったら親に叱られながら毎日2時間はアニメを見ていました。

 カラーでみる「巨人の星」などはめくるめく体験で
 (実際、魔球なぞ投げていましたし)
 いまの3D体験など比較にならないほどの衝撃映像でした。

 当時、40年後にも支持されているアニメはなにか?
 と訊かれれば、「巨人の星」か「アタックナンバー1」と
 答えたでしょう。それが…

 まず「ゲゲゲの鬼太郎」
 これはまったくもって意外、当時誰も予想できなかったのでは?
 まして太宰府天満宮の参道でグッズが売られるようになるとは…
 恐るべし、妖怪パワー。

 そして「タイガーマスク」=伊達直人
 たしかに熱狂しましたが、星飛馬や鮎原こずえを押さえて
 返り咲くとはこれも予想外。

 さすが、だてに虎の穴で鍛えられたわけではないようです
 虎穴に入らずんば孤児を笑ず。

 普通の人々が自分たちの「虎の子」を寄付しているとなれば
 なおいっそう胸が熱くなります。
 

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