新潟の旅、いよいよ締めくくりは清津峡である。
清津峡は、信濃川の支流である清津川が形成した峡谷。十日町市小出から湯沢町八木澤にかけて全長12.5キロメートル。国の名勝・天然記念物。日本三大峡谷の一つ。
ちなみにあと2つは黒部峡谷(富山県)と大杉谷(三重県)。黒部峡谷はいわずとしれた北アルプス北部の山々を削った峡谷、大杉谷は日本百名山・大台ヶ原の東側に存する峡谷である。
新潟から新幹線に乗り、越後湯沢でおりる。川端康成の小説『雪国』の舞台である。じぶんにとっては、百名山である谷川岳、巻機山、苗場山、越後駒ヶ岳などに登った際に利用した懐かしい駅である。バスの時間まで駅前の足湯でまったり。
予約したバスはまず北へ向かい、石内から左折、山越えの道(353号線)をうねうねと西へ向かう。ひと山越えると清津川が削った谷にでる。川を渡るとまた左折、清津公園線を南下、しばらくすると清津峡に着く。
清津峡はV字谷になっている。
V字谷の両岸はみてのとおり、角柱を並べ敷き詰めたような幾何学的な岩肌になっている。いわゆる柱状節理である。柱状節理はマグマが冷やされたとき、熱い内側と冷えていく外側の温度差からできるという。
なぜ、ここにこのような地形・地質ができたのか?その答えはNHKの番組「ジオジャパン」でやっていたのだが、また来週のおたのしみ。
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