きのうは太宰府天満宮で「曲水の宴」でした。
太宰府ロータリークラブの会長としてご招待を受けました。
前日の午前中くらいまで雨予報,それが午後くらいから急遽,晴予報に。さすが天神さま,天気を左右することはお得意なのでしょう。
汗ばむくらいの陽気のなか,まずは衣冠束帯の着付けから。
十二単がたいへんだとはよく聞きますが,衣冠束帯の着付けもなかなかに。いちど着たら手洗いに行けないとのことで,参宴もさることながらそちらのほうが気になりました。
着替え終えたころ,松本幸四郎さんが参宴されることが判明。
いつもというわけではなさそうで,ラッキーでした。
社務所を出発,裏道から参道にでて,太鼓橋から本殿参拝。それから文書館,曲水の庭へ。
あちこちで高麗屋!のかけ声と女性たちの熱い視線が。
曲水の宴の由来や作法などは他の機会に。
自作の和歌を詠み上げていただくときはドキドキでした。
非常に貴重な体験,よい思い出になりました。
いろいろとご援助いただいた皆さま,ありがとうございました。
せっかくだから,和歌のご紹介
被災地の復興を祈念して
遥けくも飛びきたるとふ梅の花
匂ひおこせよ被災の地まで
(春3月11日がまためぐってくるけれども,
被災地の復興はいまだ道遠いようだ。
遥か遠く都から太宰府へ,そして千年の時を超えてきているという飛び梅の花よ,その超自然的なパワーでもって,東北,熊本・大分,福岡,台湾などの被災地まで,花を咲かせ,匂ひおこせよ,
そうして匂ひやかな故郷がふたたび興りますように。)
平成30年3月4日・曲水の宴にて
太宰府ロータリークラブ会長 浦田 秀徳
0 件のコメント:
コメントを投稿