(FDA機窓から富士山)
(コマクサ)
(ライチョウ母子)
(野口五郎岳にかかる虹)
毎週月曜BS-NHKで「にっぽん百名山」をやっている。今週は野口五郎岳だった。野口は麓の野口村から見えるから。五郎(ゴロー)は岩がゴロゴロだから。あの歌手の野口五郎の名前の由来になった山だ。彼は岐阜県出身なのだそう。
野口五郎岳は、裏銀座ルートの中央に位置する。水晶岳、鷲羽岳の百名山を経て、槍ヶ岳に達する。
怪鳥会では3年ほどまえにも一度挑戦したことがある。そのときは、台風の直撃を受け、烏帽子岳に登っただけで撤退した。
今夏は3泊4日で再挑戦。信濃大町から高瀬ダムに入り、そこから日本三大急登の一つ、ブナ立尾根を登る。名前のとおり、ブナの原生林が美しい。
尾根を登ると、烏帽子小屋に泊まる。近くに烏帽子岳がある。文字どおり、烏帽子の形をしている。
烏帽子岳から三ツ岳を登る。花崗岩の砂礫地で、コマクサのお花畑が広がっている。高山植物の女王たちである。その後、ひどい雨の洗礼を受けた。
稜線に出ると、3時間ほどで野口五郎岳だ。山頂手前に小屋がある。あたたかい飲み物をいただき、生き返る。またライチョウの母子が歓迎してくれた。
山頂からしばらくで水晶小屋。振り返ると、虹がかかっていた。
なので、今回の放送をとても懐かしく感じた。テレビ放送になるだけあって、本日も晴天なりというロケ。われわれのときの天気と大違いだ。山も緑濃く、花崗岩の白がとても映えていた。
今年行ったばかりなのに、また行きたくなった。
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