2017年11月20日月曜日
経営指針作成入門セミナー「あすなろ塾」(福岡県中小企業家同友会)
(セミナー風景@福岡県中小企業振興センター)
先週土曜日は,経営指針作成入門セミナー「あすなろ塾」でした。福岡県中小企業同友会・福岡地区の主催で,私は地区の副幹事長の立場で参加しました。
同友会では,よい会社をつくろう,よい経営者になろう,よい経営環境をつくろうという3つの目的をめざして活動しています。よい会社,よい経営者になるには,経営者が経営姿勢をただし,経営指針書を作成し,社員とともに企業経営をおこなっていくことが必要です。
中小企業は経営基盤の脆弱性から10年,20年と存続することが難しいとされています。社会経済的な状況変化に適格に対応できたものだけが事業を継続することができます。
「もっとも強いものが生き残るのではなく
もっとも賢いものが生き延びるのでもない。
唯一生き残るのは,変化できるものである。」
チャールズ・ダーウィン
経営指針書を作ることにどのような意味があるでしょうか。それはただの言葉です。ですが,言葉はいつか運命を左右することになります。
思考に気をつけなさい
それはいつか言葉になるから
言葉に気をつけなさい
それはいつか行動になるから
行動に気をつけなさい
それはいつか習慣になるから
習慣に気をつけなさい
それはいつか性格になるから
性格に気をつけなさい
それはいつか運命になるから
マザー・テレサ
経営指針書は,経営理念,10年後のビジョン,経営方針,経営計画からなっていますが,これを1日で作り上げるのは到底できません。そこで,まずは経営理念をつくりあげましょうというのが「あすなろ塾」です。受講生として2度,今回はスタッフとして,3度目の参加になります。毎回,理解というか悟りが深まります。
何のために経営をしているのか,大切にしている価値観・人生観はなにか,自社の固有の役割は何か,取引先・顧客に対する基本姿勢,社員に対する基本姿勢,地域社会や環境に対する基本姿勢という,経理理念を構成すべき質問に回答していきます。
この日,つくりあげた理念は
「幸せづくりのお手伝いー働きがいのある職場,明るく住みやすい地域,平和な世界で」。
H.U.
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