先日、交通事故についての研修に行ってきました。
そこでお話しをされた方の言葉で、強く印象に残ったものがあります。
交通事故の被害者にとって、いい弁護士とはどんな弁護士か?という問いに対する答えです。
交通事故に関する知識がたくさんある弁護士でしょうか?交通事故をたくさん扱っている弁護士でしょうか?それとも、保険会社との交渉に強い弁護士でしょうか。
その方の答えは、違いました
「被害者の話を聞いてくれる弁護士。何でも知っていますよという様子の弁護士はあまり信用できない」というものでした。
弁護士も何でも知っているわけではありません。
事実を丁寧に繰り返し確認し、そこから、似たような交通事故や症例はないか、参考になる文献はないか、例外的に請求が認められる場合はないか等、徹底的に調査します。事実が1つ違うだけで、結論が変わることもあります。
例えば、いわゆる主婦の方も、年齢や家事労働の状況等を考慮して、適切な額の休業損害や逸失利益を請求できます。
なので、まずは、被害者の人の声を聞かないことには、適切なアドバイスは出来ません。
また、誰かに話しを聞いてもらうというだけで、気持ちが楽になることもあります。
このような理由から、当事務所では、交通事故の内容や被害実態の聴取りに力を入れています。
そのことの大切さを改めて確認できた研修でした。
なお、当事務所では、交通事故の初回相談は無料です。ぜひ、お話をしに来て下さい。
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