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2024年3月1日金曜日

弥生@福岡市立美術館、松本市立美術館と直島

 






 1月は行く、2月は逃げる、3月は・・・。あっというまに3月に。弥生3月。

弥生といえば草間弥生。福岡市立美術館の大濠側エントランス階段の踊り場に、例の南瓜、かぼちゃが置かれている。ドット柄。植物というより恐竜かエイリアンのタマゴのように見える(1枚目の写真)。人気である。みな写真を撮っている。バエるもんね。

草間弥生、だいすきである。とにかく元気をもらえる。松本市出身。幻覚、幻聴をのがれるために絵を描きはじめた。

山登りのついでに、松本市立美術館に立ち寄ることが多い。草間弥生を輩出した街の美術館だけに草間弥生と縁が深い。入口には、巨大な「幻の華」が展示されている。もちろんドット柄である(2枚目の写真)。

2022年も立ち寄ったところ、「草間弥生 魂のおきどころ」特別展をやっていた。南瓜があったので、「福岡のと同じやん」と言ったら、監督のご夫人が「こちらのほうが大きいです」と訂正意見を言われた。そうなのか(3枚目の写真)。

2012年に訪ねたときには開館10周年の特別展をやっていた。とにかくドット柄が好きである。南瓜だけでなく、本人もドット柄。犬だろうと人だろうとみなドット柄である(4~6枚目の写真)。

2015年瀬戸内の島々を訪ねた。直島にも南瓜はあった。黄色だけではなく赤も。赤南瓜ももちろんドット柄である。海辺の弥生もよかった。

2012年10月31日水曜日

死者の書と耳なし芳一と草間弥生と。





死者の書のなかで,いちばんの目玉は
グリーンフィールド版というもの。

長~い羊皮紙に絵と字を書きつらね巻物にしたもの。
ちょうど日本の絵巻物のよう。

というか,時代からすると
むこうがはるかに先輩。

これはかなり後のもので
はじめのころは,このような書とはちがいます。

ミイラをおおう布や棺に
冥界を旅するための呪文が書かれていました。

ミイラをおおう布や棺に呪文を書くことで
悪霊退散!の効果があると信じられていたようです。

ん?
この話,どっかで聴いたような?

そうだ!
耳なし芳一だ。

平家の怨霊から身をまもるため,芳一が
全身にお経を書いたという,あの話にそっくり。

というか,時代からすると
むこうがはるかに先輩。

などと思いながら,福岡市美術館を出ると
そこには,松本でもみた草間弥生作品が。

(福岡市美術館2階出入り口から
大濠公園へむけて50mほどいったところ)

(なお,そこから左側へ50mほどいくと
佐藤忠良作品があります。ついでにどうぞ。)

(草間弥生展@松本については
10月24日の記事をご覧ください。)

黄色のボディに黒いドットをちりばめた
「南瓜(かぼちゃ)」。

このドット柄ですが
耳なし芳一のお経と同じ意味があるとか。

草間さんは、少女時代より統合失調症を病み
繰りかえしおそう幻覚や幻聴に悩まされてきたらしい。

芳一がお経で身をまもったように
彼女はドット柄で身をまもろうとしているのだそう。

そうか。そうすると草間作品の魅力は
耳なし芳一を介して,古代エジプトに源流があるのか?