2015年8月18日火曜日

なぜあの味に惹かれるのか?

 ある日,弁護士4人(ぼく,I,M,Y)でランチへ。
 どの店に行くかなぁ,むかしは二日市にもMSとかMcとかもあったなぁ・・・。
 というところから,ハンバーガーの銘柄選びの話になりました。

 MS派とMc派のまっぷたつに分かれました。
 ぼくとIさんがMS派,MくんとYくんがMc派に。
 よくよく聞くと,Mcはリーゾナブルだからというので,MくんはいちおうMS派のお仲間にいれてあげました。

 YくんはそれでもMcのほうが美味しいというので,味の分からんヤツということになりました(Mcだって,自分ところが経営戦略として「安かろう,味はそこそこだろう」路線をとっていて,味はMSに及ばないことは認めると思いますよ。)。

 つぎの話題は,Yくんだけが,なぜそうなのか?
 みなさん,分かりますか?
 Yくんは,子どものころからよくMcへ家族で外食に連れていってもらっていたらしい。そのためMcの味をおいしく感じるように慣らされてしまったよう。
 Mcの長期ファミリー戦略おそるべし。

 それでは,なぜ,他の3人はそうならなかったのか?(ふつうの味覚のままなのか?)
 まず,Iさん。
 Iさんの家は母親が料理上手で外食なんてしなかったらしい。そのためやはりMcの味に慣らされる余地がなかったようだ。なるほど。

 つぎに,Mくん。
 世代的にはYくん,Iさんとほぼ同じ。それなのに,なぜ?
 答えはMくんの出身地のようだ。信州の北部で,Mcの進出が遅れた。そのため,やはり子ども時代にMcの味に慣らされることがなかったらしい。なるほど。
 
 問題は,ぼく。
 大阪育ちだから,Mcの進出が遅れたわけではなからろう。
 しかし,50代のぼくのばあい,子ども時代にMcなんてなかった。だからMcの味に慣らされる余地がなかった。なんかくやしい。

  こうして弁護士たちは,ハンバーガーに対する嗜好の違いという,どうでもいい謎についても原因を追求し,真相を明らかにしたのであった。
 めでたし,めでたし。

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