久留米第一法律事務所創立50周年記念祝賀会に出席した。同事務所は馬奈木昭雄弁護士が1975年6月、福岡県の地方都市である久留米で創立された。
わが事務所の創立は1984年4月であるから、9年先輩。地域に根ざし、住民とともに歩むという理念を掲げる地域事務所の大先輩である。
馬奈木弁護士は、地域で人権課題を解決するだけでなく、水俣病裁判、じん肺裁判、廃棄物問題、有明訴訟など多数の国民的な人権課題も解決すべく運動の指導してこられた。
50周年というのだから、すごい。馬奈木弁護士は83歳になられるという。その間、大病等も克服され、元気なお姿でご挨拶された。
わが事務所の先代所長である稲村晴夫弁護士が久留米第一で5年間修行したことから、兄弟事務所である。当職も、弁護士登録直後から、水俣病裁判や牛島税理士訴訟裁判に所属し、困難な訴訟のたたかい方についてご指導いただいた。
牛島税理士訴訟の最高裁勝訴判決は1996年であるから、もはや30年前のことになる。ひさしぶりに歓談をすることができて、楽しい時間をすごすことができた。わが事務所としても今後とも地域的課題のみならず、国民的課題にもとりくんでいかなければならないと決意をあらたにした。
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