2018年11月15日木曜日

経営者仲間で九重登山(1日目)①


 先週末は,経営者仲間で九重山に登ってきました。

 土曜朝7時にちくし法律事務所に集合して,出発。
 筑後小郡インターで高速に乗り,玖珠インターで降りて,あとは牧ノ戸峠の駐車場まで下道を行きます。 

 駐車場にはなんとか3台分の空きがありました。
 車から出ると寒く,手袋や帽子が必要でした。
 
 9時半,出発。まずは沓掛山に登ります。牧ノ戸コースは最初と最後に急登があり,途中は比較的なだらかです。ですから,この沓掛山の登りでバテないよう,ゆっくりゆっくり登ることが肝心です。

 登山でバテる人が多いのですが,足の使いすぎでバテている人はじつは多くありません。登山で緊張するあまり,あまり呼吸ができていないことが多いのです。息をしなければ疲れるにきまっています。そして,息をするには,しっかりと息を吐くことが大切です。登りながら,そのようなことを注意します。

 ひと登りすると,東側が開けた展望所にでます。右側,沓掛山のむこうにそびえているのが三俣山です。三俣山は3つの山が合体したような山容ですから,すぐに分かります。また中央には,2つのピークがとんがっている特徴的な山容が見えます。由布岳です。その手前が由布院,むこうが別府です。この日は天気がよくて,由布岳がくっきり見えました。

 そこからもうひといきで,沓掛山の肩につきます。そこからは南側が大きく開け,阿蘇山,阿蘇五岳がみえました。左から根子,高,中,烏帽子,杵島。みごとな仏の涅槃図です。いつもは仏様のお臍のあたり(中岳)から噴煙が白くでているのですが,この日はなぜか見えませんでした。

 そこから,目を九重連山のほうに転じると,右手に扇が鼻,左手に星生山,そして中央に久住山の三角錐のピークが見えました。

 九重の山々をさす場合は「九重」,盟主をさす場合は「久住」と書きます。知っていました?ややこしいことに,盟主は久住山なのですが,最高峰は「中岳」です。それも九州本島の最高峰です。九州全体でいえば,屋久島の宮之浦岳が最も高くなっています。これだけ知っていれば,九州の山博士です。

                         (つづく) 

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