多良岳~経ヶ岳を怪鳥会のメンバーで縦走した。
多良岳~経ヶ岳は、佐賀と長崎の県境に位置する。多良岳は標高996m、経が岳は1076m。両者を含む大きな成層火山が著しく開析して現在の姿となったという。それだけ古い山の形だ。
登山口の中山キャンプ場を出発。谷が常緑樹林帯から落葉樹林帯に変わるころ、左手に山頂が見えた。春まだき、落葉樹は裸のままである。足もとには火山岩がごろごろ。安山岩だろうか。
多良岳はかって修験の山だった。山中にはいまなお宗教的な雰囲気が色濃い。修験道は山岳宗教に神道と仏教を混淆したものだから、鳥居もある。
役小角。または役行者。修験道の開祖。鬼神を使役できたという。九州では関西ほど馴染みがない。
修験道は仏教も混淆しているから、仏像もここかしこにあった。苔むしていてありがたみを感じる。
山頂には多良嶽神社上宮の石の祠がある。多良岳大権現がまつられている。権現というのは修験道的。仏・菩薩が仮の姿をとって現れたもの。
この時期の目当てはマンサクの花。他の花々に先駆けて、まず咲く。まず咲くがなまってマンサク。奇妙な花のかたちだが、春を呼んでいるようで可憐。
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