2025年9月2日火曜日

もうちょっとカジュアルに、ユーモアをこめて

 

 チャットGPTに作成してもらった令和7年8月29日(金)付けのブログ記事について、「もうちょっとカジュアルに、ユーモアをこめて、リライトして」と指示をしたら、以下の回答になった。NHKニュースのAIによる代読ではないが、うちのブログもそのうち3回に1回チャットGPT作成の記事を混ぜても分からなくなるだろう。

ChatGPT:

了解です!
それでは、ちくし法律事務所の令和7年8月29日付ブログ記事を、カジュアル&ユーモアありのスタイルで書いてみますね。


【令和7年8月29日】

タイトル:

「夏、終わりかけ。トラブル、始まりかけ??」


本文:

こんにちは!ちくし法律事務所です🍧

お盆が過ぎて、セミの声もなんだか元気がなくなってきましたね(わかるよセミ、わたしたちもお盆明けつらいもん…)。

さて、みなさん。

今年の夏、いかがでしたか?

  • 実家で家族会議してたら、なぜか「相続」の話になってギクシャク…

  • 海に行ったら車ぶつけられて、思い出が「キズ」だらけに…

  • 久々の同窓会でお酒が進みすぎて、離婚の話が急展開…(え?)

──などなど、夏は楽しい反面、**「人生、動く季節」**でもあります。

そんなとき、
「誰かに話したいけど、誰にも話せない…」
ということ、ありませんか?

そんなときはぜひ、ちくし法律事務所へどうぞ。

話を整理してもしなくてもOK。
愚痴でもOK。
途中で「何の話でしたっけ?」ってなっても大丈夫です(笑)


🗓 今日の事務所は…

令和7年8月29日(木)も、通常どおり元気に営業中!
朝9時から夕方5時まで、お待ちしています!

ご予約はお電話またはWebフォームからどうぞ📞💻
(当日予約も空きがあれば対応します♪)


📌ちょっと真面目な話:

最近、働くママ・パパからの「育児と仕事の両立」相談が増えています。
2025年4月から、子の看護休暇の対象が「小学校3年生まで」に拡大されたの、ご存じですか?

「これ、会社にどう伝えたらいいの?」
「制度使ったら周りに気まずくない?」
などなど、ちょっとした不安もOK。


最後に…

「法律事務所」って、なんだかお堅いイメージがありますが、
ちくし法律事務所は、けっこう話しやすい雰囲気ですよ。

「法律相談って敷居が高い…」って言ってた方が、
最後には「もっと早く来ればよかった!」って笑って帰られること、よくあります😊

この夏の“モヤモヤ”、秋に持ち越す前に、
一度スッキリさせませんか?

ではでは、涼しくなってきた朝晩に風邪などひかれませんように。
今週も頑張っていきましょう〜!

🍂ちくし法律事務所🍂


ご希望があれば、このスタイルで継続的に“月刊ちくしブログ”っぽくすることもできます!
テーマやトーンも自由に調整しますので、他に書いてみたい話題があれば教えてくださいね!

2025年8月29日金曜日

夏の終わりに、法的トラブルに備える

 

 皆さま、いつもお世話になっております。ちくし法律事務所です。

お盆休みも明け、日常の生活に戻られた方も多いかと思います。休暇中に思わぬトラブルや不安な出来事に直面された方もいらっしゃるのではないでしょうか。

1. 休暇中のトラブル、まずはご相談を

  • 交通事故、借金問題、家庭内のトラブル、相続・遺言の準備など、ちょっと気になる…という段階でも構いません。

  • 相談だけでもじっくりお話をお伺いします。整理されていない内容でも大丈夫です。

2. 今後のスケジュールについて

  • 8月29日(金)、当事務所は平常通り営業しております(9:00–17:00)。

  • 夜間や土曜日のご相談もご希望に応じて対応可能ですので、お気軽にご相談ください。

3. お役立ち情報:法改正などにご注意を


皆さまの心の荷を少しでも軽くできるよう、スタッフ一同丁寧に対応いたします。お困りごとがございましたら、お気軽に当事務所までご連絡ください。

今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

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 いま話題のチャットGPT(生成AI)に、「ちくし法律事務所の8月29日のブログを考えて」と指示したら、上記のような回答が。できばえはどうでしょう?えっ、いつもよりいい?とほほほ。

 欲をいえば、いささか固い感じがするのと、もうすこしユーモアがあってもいいのでは。次回(月曜)には、チャットGPTに「もっとカジュアルに、ユーモアをこめて」リライトをお願いしてみようと思います。

2025年8月28日木曜日

「九州の国宝 きゅーはくのたから」特別展@九州国立博物館

 



 九州国立博物館は2005年10月に開設され、ことし20周年。これを記念しての特別展「九州の国宝 きゅーはくのたから」展へ、たいへん遅ればせながら(8/31まで)行ってきた。

 テーマは宝。九州と沖縄に縁とゆかりのある国宝たち。驚きやワクワクを感じられるよう「見せ方」に挑戦しているという。

 前半は金印をはじめとするおなじみの国宝たち。金印は江戸時代、筑前の志賀島で百姓が偶然発見したという。文字どおり、西暦57年、古代中国は漢の光武帝が漢倭奴国王にあたえたとされている。

 いちばん下の写真は金製耳飾。江田船山古墳出土品。古墳時代、朝鮮半島は加耶から渡来したものらしい。いまでも完璧に通用する魅惑的なデザインだ。

 江田船山古墳は熊本県玉名郡菊水町にある。92件の出土品は全て国宝。なかでも雄略天皇(ワカタケル)から賜ったと象眼されている大刀は超有名。残念ながら今回は展示されていなかった。

 中間部は刀剣コーナー。博多座でやっていた刀剣乱舞とコラボしている。刀剣女子が列をなしていた。

「見せ方」に挑戦したのは後半部。学芸員が知恵をしぼった。出色は男神座像と女神座像。両神とも平安時代に一本の木からつくられた。それが100年前に別々の所有に帰し、その後数奇な運命をたどって九博で涙の再会をはたした。愛はつよし。

 金印についても、奴国王の手にあったものがなぜ、志賀島の畑で百姓により発見されることになったのか、数奇な来歴ストーリーを知りたいものである。井上靖が生きていれば、『敦煌』のようなワクワクするようなストーリーを考えてくれたことだろう。

2025年8月27日水曜日

『乱れる』

 


 お盆休み中にみた映画の話題のさらなる続き。NHKーBSでやっていた映画『乱れる』(1964年)。初見である(なにせ、自分が5歳ころの映画なので)。高峰秀子と加山雄三主演。あるいは高峰秀子主演、加山雄三助演かも。乱れるの主語は高峰秀子だから。

 高峰秀子といえば、われわれの世代には、上原謙(夫役)と出演した1982年の国鉄CMフルムーンである。温泉入浴シーンが話題となった。上原謙と夫婦役を演じるまえに、息子と男女関係を演じていたとは知らなかった。以下ネタバレ。

 乱れるとか、男女関係といっても、濡れ場はいっさいなし。最後のところで、加山がキスをしようとするが、高峰はこれを拒絶。時代のなせるワザなのか、表現者の意図なのか、抑制された表現。

 舞台は静岡県清水市にある古くからの商店街。高峰はそこの酒屋の長男に嫁いできたものの、まもなく長男は戦死。残された彼女は戦火で焼けた酒屋を切り盛りして建て直していた。

 夫の実家には姑や小姑のほか、長男の弟である加山がいた。嫁いできたころは幼かった彼だが、そのころには成人して立派な若者に成長していた。しかし遊び歩いていて店の手伝いをしようとしなかった。

 そうしたおり、商店街にはスーパーが進出してきて、安売りをどんどんしかけてきた。結果、古くからの商店は太刀打ちできず、経営が悪化し、ついには自死する商店主まで。

 こうした事態に、小姑、その配偶者らは、店をスーパーに改造して生き残りをはかろうとする。そうなると、高峰は婚家に居場所がなくなってしまう。

 加山はひそかに年上の高峰を愛していて、彼女と結婚したいという。かくて彼女の心中は乱れに乱れるのだった。

 結果、高峰は実家のある山形県新庄市に帰ろうとする。加山はそれを追いかけて同じ電車に乗る。車中で心情をあたためた二人は大石田駅で降り、銀山温泉へ向かう(というわけで、高峰は、役のうえとはいえ、パパと温泉に入るまえに、息子と温泉に向かったのだった。)。

 大石田とか、銀山温泉とかいっても、九州人には馴染みがうすい。大石田は『おくのほそ道』で芭蕉が旅したところ(写真、清風歴史資料館)、銀山温泉は『千と千尋の神かくし』の舞台のモデルになったところ。

 共同体のなかでは暗黙の決まりにしばられるが、旅ではそれから解放される。カラを破って変化するには旅にでる必要があるのかもしれない。しかし高峰と加山はついに結ばれることはない。そして悲劇に終わる。

 『乱れる』と『日の名残り』はいわゆる物語の構造がよく似ている。物語の背景をなすのは価値観の転換期である。両者とも第二次世界大戦の転換期である。古くからの商店街にはスーパーが進出して、商店主たちの価値観は揺らいでいる。

 高峰は古くからの価値観に、加山は新しい価値観に立脚している。最後、二人の愛を隔てたのはこの価値観の違いである。年の差、姑・小姑たちの視線などの壁であれば、旅や温泉効果で乗り越えることが可能だったかもしれない。しかし価値観の違いだけはどうしようもなかったのである。

 ま、それも1964年当時の価値観を前提としている。BSではいま1983-85年当時の金妻シリーズをやっている。20年後の価値観をもってすれば、高峰と加山の愛は簡単に成就したことだろう。しかしそうなると、映画にし、われわれを感動させるだけのドラマとなりえない・・・。

2025年8月26日火曜日

日の名残り

 

 お盆休み中にみた映画の話題のつづき。NHKーBSで『日の名残り』をやっていた。

 カズオ・イシグロ著の小説は1989年、これに基づくイギリス映画は1993年のもの。いずれも30年以上(いつの間に!)経っているので、多少のネタバレは許されるだろう。困るという人は以下読まないでくだされ。

 カズオ・イシグロは1954年生まれの70歳。そうすると、この小説を書いたときは34歳!驚きだ。

 小説の主人公というか語りは、スティーブンスという老執事。第二次世界大戦後の時代。イギリス貴族が没落し、アメリカ人大富豪がイギリス人貴族の館を買い取っている。イギリスにとっても、老執事にとっても「日の名残り」の時代・時間である。

 スティーブンスは戦間期(第一次世界大戦と第二次世界大戦の)、同じ屋敷を所有していたイギリス人貴族に仕えた過去をもつ。執事、つまりはスティーブンスにとって、主人の言う事が絶対で、それにどれだけ忠実に仕えることができたかでその「品格」が決まる。家族、恋愛、旅行、政治、社会などは埒外、もしくは副次的なものにすぎない。

 スティーブンスは現代、とても苦労している。広大な屋敷を戦前の10分の1くらいの人手で管理していかなければならないから。ミスもでてくる。そうしたおり、かつて一緒に屋敷を切り盛りしていた有能な女中頭ミス・ケントンから手紙が届く。彼女は結婚してイギリス西部に住んでいるのであるが、娘も結婚し寂しい思いをしている、一緒に働いていた時代が懐かしいと。

 おりもおり、主人もしばらく屋敷を空けることに。主人はその間、自分の車を自由に使っていいよ、一度くらい広い外の世界を旅行してみたらなどと言ってくれる。

 スティーブンスは、ケントンに会いにイギリスを西に旅する。彼女にふたたび屋敷の切り盛りを依頼するために。だが、スティーブンスにはさらに自分でも意識しない、あるいは、意識下に押し込んだ意図があった。彼女に、恋愛感情をもっていたのである。

 スティーブンスは旅の間に、かつての主人とのつながりを否認せざるを得ない場面にでくわす。主人に仕えることがすべてだったのに、自分の前半生の人生そのものの否認である。なぜなのか。

 当職も今月66歳になった。これからはまさしく「日の名残り」の時代である。30年前に小説を読んだときはピンとこなかったことがジーンとくるようになった。ケントンは「日の名残り」の時間が人生でいちばん美しいという。

 しかし、現実はどうか。この時期になると、選ばなかった、あるいは、選ぼうとしたが選べなかった人生の選択肢、パラレルワールドの行方が気になる。あそこで、ああしていればどうなったろう、こうしていればどんな人生になっていただろうと。

 人間、人から批判されたり、揶揄されたりしないように、自然とカラや鎧をかぶっている。男性の場合、特にその傾向が強い。リタイアした後、地域に溶け込めないで孤立している男性が多いという。スティーブンスにとって執事というカラはその典型である。共感的な人間的交流のジャマになってしまう。

 映画の終盤、そのカラが破れ、その下からスティーブンスの人間性が噴出してしまう場面がある。アンソニー・ホプキンスの演技がすごい。とても共感してしまった。

2025年8月21日木曜日

デフリンピックを知っていますか?

 

 「デフリンピックを知っていますか?」 

 「申しわけありません。知りませんでした。」

 デフリンピックとは、聴覚障がい者のための世界規模のスポーツ競技大会。デフとは聴覚障がい者という意味で、オリンピックとおなじく4年に1度開催されている。

 ことしは日本で開催され、東京2025大会である。11月15日~11月26日の12日間の予定である。

 オリンピックやパラリンピックにくらべ知名度が低く40%弱なのだそう。太宰府ロータリークラブでは、大会の機運をたかめ、(福岡県勢を中心に)選手たちを応援するための活動をしている。

 以前パラリンピックで視覚障がい者マラソンのメダリスト道下選手を応援したことがあり、こんかいはデフリンピックの応援に取り組もうというのである。

 先日はバドミントン選手の矢ヶ部さん(筑紫地区在)にクラブで卓話をしていただいた。全部、通訳をつうじた手話である。こちらも拍手ではなく、(あらかじめご指導を受けた)手話でお応えした。

 かつて福祉のほうのご依頼で、聴覚障がい者向けに法律講座をおこなったことがある。手話通訳をしていただくのだが、「財産」も、「不動産」も、「遺産」もみなおなじしぐさのようだった。われわれがおこなっているコミュニケーションのうち、相当部分のニュアンスが脱落してしまうだろうと感じられた。

 それを補うためだろう、パワーポイントも用意されていた。アスリート活動をしながら、このような啓発活動とその準備をされるのはたいへんなことだろうなとお察しした(オリンピックなどにくらべてスケジュールが密で、体調管理が重要なのだそうだ。)。

 9月20日13:00~16:00クローバープラザ(春日市原町3-1-7)で、選手たちの応援会を計画している。県下の学校にはそれに向けた応援幕の作製などをお願いしている。

 デフリンピックをより多くの人に知ってもらい、より多くの人とともに応援していければと願う。

2025年8月19日火曜日

『コラテラル 真実の行方』、「新米刑事ヴァンダラー」、街角ピアノ「ベルリン」

 

 お盆の間、山に登らなかったので、テレビやネットフリックスで、たくさんドラマやその他の番組をみた。

 そのなかから、まず『コラテラル 真実の行方』。ネットフリックでみた。ネットフリックスの作品紹介によると「ロンドンで発生したピザ配達人殺害事件の背後に潜む黒い影・・・。ドラッグ売人や密入国業者、スパイたちの思惑が複雑に絡み合う陰謀に一人の刑事が立ち向かう。」

 一人の刑事はキャリー・マリガン演じるグラスピー刑事。キャリー・マリガンはカズオ・イシグロ原作の映画『わたしを放さないで』で主演していた。

 さすが英国ドラマと思ったのは、主役の刑事(本人、同僚、上司)だけでなく、犯人(実行犯、指示者)、被害者(本人、家族)、目撃証人(本人、同性の恋人)、関係者(マスコミ、政治家)など登場人物ひとりひとりが丁寧に描かれていたこと。

 それを通じて、現代イギリス社会そのものも立体的に描かれていた。被害者は移民なのだが、シリアからの政治亡命者なのか、それともイラクからの経済難民なのかでマスコミや社会の色づけが変えられてしまう。

 イギリスも他の欧州諸国と同様、移民を受け入れてきたが、ここにきて政治難民の受入は人道上やむを得ないとしても、英国人の職を奪う経済難民は受け入れがたいという論調である。

 「新米刑事ヴァンダラー」は、ところ変わって北欧はスウェーデンの刑事もの。これもネットフリックスでみた。むかしヘニング・マンケルが書いたクルト・ヴァンダラー刑事を主役とする警察小説を何冊も読んだ。同刑事の新米のころのドラマ。

 移民に関連する残忍な事件に居合わせたクルト・ヴァンダラーは新米刑事に昇進するとともに移民問題で対立する国民感情の大きな騒動へ巻き込まれていく。ここでも背景をなしているのは移民問題だ。

 NHKで駅ピアノ、空港ピアノ、街角ピアノをやっている。大好きな番組でかかさず見ている。どの駅、どの空港、どの街角にも、戦火から逃れてきたウクライナ人、そしてロシア人が登場する。

 お盆休み中だったと思うが、街角ピアノ「ベルリン」をやっていた。メルケルによる積極的な難民受入政策の結果か、ベルリンの人口の25%が外国人らしい。

 しかしここでも排外主義の風潮が顕著なようで、ウクライナから移住してきたミュージシャンの女性が、年々住みにくくなってきたとこぼしていた。

 日本も他人事ではない。難民・移民の受入では欧州に遠くおよばないにもかかわらず、排外主義的な言説を耳にするようになってきた。先の参院選の争点にもなった。失業率が増加するようになれば、不寛容さはさらに高まるだろう。ちなみに日本の完全失業率は2.5%。イギリスの失業率は4.7%、ドイツは6.3%、スウェーデンは8.7%。