2025年3月14日金曜日

馬籠宿~岐阜・犬山~湖北の旅(3)犬山城


 岐阜から名鉄犬山線に乗って犬山へ。木曽川をわたる。馬籠宿からはナビで検索すると75kmほど(道路利用だから川をくだればもっと短い)下流である。


 木曽川の河原からのぞむ犬山城。尾張と美濃の国境。左岸の丘上(高さ88m)に築かれた平山城である。

 1537年、織田信秀(信長の父)の弟・織田信康が城郭を造営した。
 1544年、織田信康が斎藤道三との戦い(加納口の戦い)で戦死、子の織田信清が城主となった。
 1564年、織田信清は織田信長に敗れ、以後、池田恒興らが城主を務めた。

 『国盗り物語』三巻あたりの出来事だろうが、このあたりの記述はあっただろうか。


 天守閣。現存12天守の一つ。国宝指定5天守の一つ。その美しさから、白帝城とも呼ばれる。白帝城は李白の詩に由来する。

 朝に辞す白帝 彩雲の間
 千里の江陵 一日に還る
 両岸の猿声 啼いて住まず
 軽舟已に過ぐ 万重の山


 さすが現存天守。重厚感あり。戦後復興された城とはちがう。


 天守から西を望む。木曽川が大きく流れている。左手はるか伊勢湾にそそぐ。尾張からすれば美濃側への堅固な備えと思えただろう。


 木曽川の向こうに雪をかぶった伊吹山(1377m)。日本百名山。こちらは岐阜と滋賀の境をなす。信長はその先の京都に思いを馳せたであろう。


 北西を望む。この方角に岐阜城が見えている(写真では確認できない)。やはり信長は美濃へ思いを馳せたであろう。ここらあたりは『国盗り物語』をはじめざるをえない地政にあるというしかない。 


 東北、木曽川の上流を望む。


 奥に白く光るのは木曽の御嶽山(3067m)だろう。木曽川は御嶽山に発した大滝川を合わせているから。

 これまた百名山。こちらは岐阜と長野の国境である。雪をかぶって美しい。雪山が呼んでいる。雪山登りをはじめざるをえない地勢にあるというしかない。

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