2013年4月18日木曜日
映画『舟を編む』
映画『舟を編む』
みました。
昨年本屋大賞となった三浦しをんさんの原作
については前に書きました。
玄武書房に勤める馬締くん
が主人公。
コミュニケーション能力が弱く
営業部では「使えない」。
辞書編集部にスカウトされ
新しい辞書『大渡海』の編集に没頭するようになる。
記号の羅列としての辞書ではなく
言葉という大海原を渡る舟としての辞書。
その編集を通じ,言葉を通じてつながる感覚を磨き
同じ下宿の香具矢さんとも…。
この馬締のキャストとして松田龍平?
と思いましたが,なかなかよかったです。
フェイスブック上で友達が,原作と映画の関係を
熱く議論しています。
よかったとか
がっかりするとか。
最初から別物として鑑賞すべきでしょうね。
ボクはそうしています。
企画15年の辞書
はたして完成するのか?
最後の校正作業に追われるなか
穴が見つかり,作業をやり直すことに。
アルバイトの学生を含め
泊まりがけの合宿状態で突貫作業…。
薬害肝炎訴訟で最終準備書面を
書き上げたときの突貫作業を思い出しました。
分野を異なれど,人それぞれのミッションを
完遂しているときこそ至福のときなんでしょうね。
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