「新婚なのに、家に帰りたくなくなった。」
あなたなら、どうします?
「どうやら夫は仕事ができないらしい。」
あなたなら、どうします?
「どうやらうちの両親は離婚したがっているらしい。」
あなたなら、どうします?
「夫がUFOを見たと言い出した。」
あなたなら、どうします?
「結婚して初めてのお盆休み、それぞれの実家に帰省することになった。」
あなたなら、どうします?
「妻がランニングにはまった。」
あなたなら、どうします?
ちくし法律事務所に駆け込むほどではないけれど
それなりに深刻な我が家の問題の数々、あなたなら、どうします?
同僚、友だち、家族など身近な人たちと相談し、知恵を借り
あるいは、励まし合って解決策を模索しますよね?
奥田英朗さんの最新作・短編集
「我が家の問題」(集英社)
は、そんな人々の奮闘をユーモラスにあたたかく描いています。
奥田さんには以前「
家日和」という短編集がありましたが
その続編という感じですね。なかでも、
「どうやらうちの両親は離婚したがっているらしい。」
問題に取り組んだ「絵理のエイプリル」。それから
「妻がランニングにはまった。」問題に取り組んだ
「妻とマラソン」が涙を誘われて、よかったと思います。
お薦めします。
みなさまもご一読ください。
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