2012年7月30日月曜日
キヌガサソウby.福岡県筑紫野市の弁護士ブログ
キヌガサソウ(衣笠草)
ユリの仲間の多年草。
火打山へ向かう
高谷池の手前に群生していました。
だいたい雪解けあとの湿地でよくみかけ
日本固有種だそう。
大きな葉を笠状に広げており
それを衣笠にたとえたもの。
その衣笠の真ん中に
真っ白い大きな花を凛と咲かせて印象的。
あちこちで
歓声があがります。
学名は,Paris japonica
日本のパリ?
じゃなくて,Paris=ツクバネソウ属で
日本(固有)のつくばね草という意味。
Paris(パリス)は、
パリスの審判のパリスらしい。
ある結婚式に,すべての神が招かれたはずが
不和の女神エリスだけが招かれませんでした。
※安全地帯の歌に『碧いひとみのエリス』というのがあったけど
なんか関係あるのでしょうか?
エリスは怒って「最も美しい女神にあたえる」と
黄金の林檎を宴席に投げ入れました。
さすが!
この林檎をめぐってヘーラー・アプロディーテー・アテーナー
の3美神が「わたしが最も美しいわよ!」とこれを争いました。
困ったゼウスは,この紛争を解決するため
羊飼いをしていたパリスに誰が最も美しいかを判定させました。
女神たちは,それぞれの専門分野の贈り物をして
パリスを買収しにかかりましたた。
アテーナーは,戦いにおける勝利
ヘーラーは,アジア君主の座。
アプロディーテーは,最も美しい女。
あなたならどれを選びます?
パリスは,最も美しい女を選びました。
でも,なんとそれは人妻(スパルタ王の妻ヘレネー)!
しかも、パリスがトロイア王の息子だったことから
トロイア戦争の原因となったのでした。
ほんとうでしょうか?
ほんとうだとしたら,トロイアにとっては迷惑な話。
シュリーマンが発掘した結果
トロイア戦争が実話に基づくことは証明されていますが…。
ちくし法律事務所 弁護士 浦田秀徳
0 件のコメント:
コメントを投稿